グループホームたのしい家醍醐(京都府京都市伏見区)

認知症の方が暮らしやすい住環境

グループホームたのしい家醍醐は京都市営地下鉄東西線「小野駅」から徒歩10分、閑静な住宅街にあります。近くには随心院・醍醐寺といった散歩に最適な神社仏閣や公園などがあり、天気が良い日に周囲を散策すれば季節の移ろいを感じることが出来ます。敷地内には駐車スペースが用意されており、家族の方は地下鉄でも車でも便利にアクセスすることが可能です。

　建物はアパートのような外観をした地上2階建て、グループホームと小規模多機能型居宅介護との複合施設となっています。グループホームの定員は27名ですが生活空間は9名ずつのユニットごとに明確に分けられており、人数が少ないことで認知症の方が無理なく馴染みの関係を築くことが出来ます。設備にはキッチンが併設されたリビングや個室のトイレ、1人ずつ入れる個浴など家庭的な設備が揃っており、認知症の方が新しい環境に戸惑うことなく、自宅と同じような生活を送れます。
　食事はキッチンでスタッフと利用者とで一緒に作るようになっており、過程に加わることでより美味しく毎日の食事がいただけます。栄養バランスや美味しさ、食べやすさへの配慮はもちろん季節感も大切にされており、ご当地の名産品や旬の食材を取りいれたメニューや、季節行事にちなんだ少し贅沢な食事なども楽しめます。イベントや地域交流も盛んで、散歩や買い物などの外出や地域行事への参加など入居後もアクティブな生活を送ることが出来ます。

自立支援を大切にしたケア

居室は全室個室となっており、共同生活の中にもしっかりと1人だけの時間が確保されています。居室面積は7.48㎡～7.89㎡とコンパクトな間取りとなっており、必要なものに手が届きやすいことで利用者自身で無理なく身の回りのことがおこなえます。個室であることで疲れたときにはいつでも1人になることができ、心と身体のゆとりを保ちながら穏やかに生活することが出来ます。

　館内には認知症ケアの教育を受けた介護スタッフが常駐しており、利用者の日常生活をサポートしてくれます。ケアを提供する際には自立支援が大切にされており、出来ることは本人に、出来ないことをさりげなくスタッフが手助けしてくれます。掃除や洗濯、食事の準備などはスタッフと利用者とで一緒におこなうようになっており、役割があることで精神的にも充実感のある毎日が過ごせます。

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