福岡市介護フェスタに行ってきました<前編>
イベント
福岡
記事公開日:2016/10/16、 最終更新日:2022/01/20
介護フェスタとは…
9月24日(土)、福岡県福岡市中央区の福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)で毎年開催されている「福岡市介護実習普及センターフェスタ」が開かれました。
これは、福岡市介護実習普及センターが介護について理解を深めてもらうことを目的に年に2回開催しています。今回は、「ご本人もご家族も自分らしく生活するために」というテーマのもと開催されました。
今回も内容盛りだくさんで進められた介護フェスタ。
介護食の講座に参加してきました!
近年相談も多くなってきているという介護食についての講座も行われました。
講師は福岡市内にある長尾病院の管理栄養士の杉山 佳子さんです。
講座では、介護食についての基礎的な知識から飲み込みの状態に応じた調理の工夫をまなびました。
高齢期の食べることに関する問題点としては、さまざまありますが、咀嚼力や飲み込む力が弱まることがあげられます。特に飲み込む力は嚥下障害になるので注意が必要ですね。ですが、毎日一緒に過ごす中でその判断基準は家族でも難しいですよね。
そこで講師の杉山さんは、病院などでも行われている飲み込みの検査についても紹介しました。
飲み込みの検査は、“30秒の間に唾を何回のむことができるでしょうか?”というのも。私も実際に受講者の皆様と一緒に挑戦してみましたが、10回ほどでした。
杉山さんによると3回以上できる方は、飲み込みに関しては合格点だそうです。2回ほどだと飲み込みの力が低下している可能性が考えられるということでした。
みなさんも時間があるときにやってみてくださいね。
そのほか、食べにくいとされている食事についても話がありました。例えば、ステック野菜のような口腔内でバラバラにまとまりにくいもの、そして水分が少なく、ぱさぱさしたものなどは食べにくいといいます。また、水分などはむせやすくなるので注意が必要だそうです。
飲み込みやすくする工夫としては、柔らかく煮たりするのはもちろんですが、液体にとろみをつけたり、ゼラチンなどを入れてつるんとさせ飲み込みやすくしたりするのがいいという説明がありました。最後に、特にかむ力、飲み込む力に合わせた食事づくりが重要と話を締めくくりました。
そのほかにも福岡市介護フェスタ内には、介護食のブースや相談会も設けられていましたよ。
介護フェスタに参加した感想
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