グループホームは絶対イヤ!?認知症の方入居相談実例
お住まい相談員
大阪
日々地域を飛び回るお住まい相談員のお仕事内容やトピックを取り上げていきます。
※紹介している相談実例の内容は、実際にウチシルベに寄せられた相談をもとに構成しています。しかし、ご本人やご家族のプライバシーに配慮し、一部の設定・描写を変更した上で編集しています。
記事公開日:2016/11/21、 最終更新日:2018/12/28
今回の入居相談実例は悩みに悩んだ末にグループホームに入居を決められた方のお話を紹介します。
Contents
大切な人だからこそ納得できる介護施設に入って欲しい!
病院のソーシャルワーカー様より相談を受け、入居先をお探しすることになりました。
キーパーソンである奥様からお話しを伺うと…
・アルコールによる認知症状がある
・妄想や奥様を責めるような言動がある
とのことでした。
ご主人とは年の差カップルの奥様は見た目も若々しくてお洒落な方でした。
あんまり「施設」とか「老人ホーム」っぽい雰囲気のところは合わないんじゃないかと思うのよね。
お話の中から奥様のご主人のことを思いやる気持ちが伝わってきました。また、ご主人がお元気だったころの印象が強く、病気になった今の状態が受け入れられないご様子が見受けられました。
ご主人の元気のない姿を見たくないとの思いもよくわかりましたので、比較的お元気な方も多くて、ケアも手厚い高齢者向け施設を二軒ご提案し、見学にお連れしました。
見学にお連れする車の中で奥様は、ご主人が元気だったころの楽しかった思い出をたくさん話してくださいました。わたしも奥様のお話を聞くのが楽しくて、いつまでもラブラブ夫婦でいるためのアドバイスをもらったりしました。また、こうしてお話をしている間だけでも奥様の気苦労が軽くなればいいなという思いもありました。
見学・面談するも、入居拒否に
一軒目の有料老人ホームは見学・面談とスムーズに進みました。しかし、せん妄や問題行動の既往歴があったために入居拒否となってしまいました。
二軒目ご提案したサービス付き高齢者向け住宅、”神戸長田ケアパークそよ風”は施設長も丁寧に話を聞いてくださり、入居が決まるかと思われました。
…しかし、面談の際、薬による副作用もあったのか、問題行動を起こされたそうです。
施設側としてもスタッフを守らなくてはならないので、こちらでも受け入れ不可能となってしまいました。
せっかく見学して気に入った施設が二軒とも受け入れ不可となってしまい、奥様は大変ショックを受けてしまったご様子でした。
また、あんなに元気だったご主人の症状がそれほど重たいのだという現実を目の当たりにしたことでも不安が大きくなったようです。
グループホームをもう一度提案
この頃、奥様からはよく電話がかかってきました。不安が大きいからこそ自分なりに調べたり、周りの方からの意見も聞いていたようで、それにより余計に混乱されていました。奥様の不安と混乱を取り除くため、質問にひとつひとつ受け答えして今のご主人にとって一番いい選択肢ができるようにとアドバイスをしていきました。
さて、二軒とも入居拒否となり、白紙に戻ってしまったかと思われた施設探しですが、二軒目に見学した”神戸長田ケアパークそよ風”の施設長さんが気にかけて下さって系列のグループホーム、”あびこケアセンターそよ風”を紹介して下さいました。
後日グループホーム”あびこケアセンターそよ風”に見学に行きました。おだやかで家庭的な雰囲気と、認知症ケアに力を注いでくれるスタッフが揃っていることに安心されて、奥様は決意を固められ、無事入居となりました。
入居後の様子を伺いました
入居後、落ち着いたころ奥様にお話を伺ってきました。
大切な人のお住まい探しに全力で対応します
ご本人のことを大切に思うからこそ当事者は冷静な判断ができなくなってしまうことがあります。
当事者の気持ちを汲み取って、施設側の思いと、ご家族の思いをつなぐのがお住まい相談員の役目です。施設探しに迷いや不安がある方はぜひお住まい相談員にご相談下さい。こちらから無料で相談可能です。
老人ホーム・高齢者向け住宅探しはおまかせください
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