介護施設のスタッフ向けにお住まい相談員が講演(in山形)
お住まい相談員
山形
日々地域を飛び回るお住まい相談員のお仕事内容やトピックを取り上げていきます。
※紹介している相談実例の内容は、実際にウチシルベに寄せられた相談をもとに構成しています。しかし、ご本人やご家族のプライバシーに配慮し、一部の設定・描写を変更した上で編集しています。
記事公開日:2017/01/11、 最終更新日:2018/12/28
こんにちは。山形エリアで高齢者向け住宅のご紹介をしている奥山です。
わたしが担当している山形県は全国第6位の高齢化率となっているエリア。2040年には人口の約4割が高齢者となる見込みが持たれているということで、高齢者向け施設も今後ますます数が増えていくと予想されます。
そんな中で、介護施設でも入居者に満足していただけるような経営努力を模索されているように思われます。
今回私はケアネット徳洲会が運営する有料老人ホームのスタッフ向け勉強会にて、『ご家族が求める施設選びの条件とは』というテーマで講演をさせていただきました。
お住まい相談員は第三者の視点で介護施設をご提案しています。これまでにもたくさんのご家族に住まいをご提案し、入居後までヒアリングを重ねてきました。入居者がどんな希望を持って施設を探しているか、客観的にお伝えできるのではと思い、今回講演させていただくことになりました。
老人ホーム選びで決め手になるポイントは?
用意したパワーポイントを使って、施設のスタッフさんの前で老人ホームを選ぶ際に決め手となる点についてご説明しました。
これまでわたしが担当したケースや過去の様々なデータを参照するとご家族が老人ホーム探しをする際に重視するポイントはなんといっても費用。次に立地条件、医療体制と続きます。
また、入居した後にスタッフの対応で良かった点として挙げられるのは食事や介助や入浴などの細やかな生活のサポートについての声が集中しました。
これらのデータを見ると入居者やご家族の満足度はスタッフの対応や快適な生活を送れるかどうかで決まってくるということがわかります。入居者の生活に必要な様々な支援が行き届く老人ホームが評価の高い施設とも言えます。
実際のトリアージケース
続いて、わたしが実際に担当したケースで具体的に説明をしました。
たとえばある60歳の男性のケース。こちらの男性は自立ですが膵臓がんで終末期のケアが必要と言われていました。また糖尿病、睡眠時無呼吸症候群がある方でした。
この方のための入居先としては『看取りが可能』『医療との連携』『リハビリ』が条件として探させていただきました。
この他にもその人その人によって必要なケアや体制、設備は異なります。お住まい相談員はそのケースに合わせて老人ホームを探す必要があるということを説明しました。
良い老人ホームはご家族も笑顔にする
講演の最後、わたしは「良い老人ホームは入居者だけでなくご家族も笑顔にする」とまとめました。
もちろん、最初に選ばれる条件として挙げたような「費用」や「立地条件」なども重要なのですが、それ以上に大切なのは入居後の生活ということです。入居者のケア体制が万全に整っているかどうか。施設を探される方にはその後の生活のことまで見据えてご提案をさせていただくようにしています。
お住まい相談員としては予算やエリアだけでなく、ご家族がどんな想いをもっているのかそこまでしっかりヒアリングしてご本人様やご家族の希望を叶えられるお住まいをご提案していくことができたら、と思いながら日々取り組んでいます。
また、地域の皆さまにもっと親しみを持って頂けるような存在として活動していただけるよう頑張っていきたいという想いをスタッフの皆さまにお伝えして、発表を締めくくりました。
正直、大勢の人の前で話をすることは得意ではなく、いつもとても緊張します。ですが、わたしの活動がよりよい施設経営に役立てることができ、ご家族や入居者様の満足度につながっていけばこれほど嬉しいことはありません。
今後も山形のお住まい相談員として様々な場面でお役に立てればと思います。高齢者のお住まいのことで何かあればウチシルベの奥山までお気軽にご相談ください!
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