帰宅願望が強い方のための介護施設探し
お住まい相談員
福岡
日々地域を飛び回るお住まい相談員のお仕事内容やトピックを取り上げていきます。
※紹介している相談実例の内容は、実際にウチシルベに寄せられた相談をもとに構成しています。しかし、ご本人やご家族のプライバシーに配慮し、一部の設定・描写を変更した上で編集しています。
記事公開日:2017/08/21、 最終更新日:2022/01/20
福岡エリアを担当している桑野かおりです。
Contents
介護施設入居に強い拒否感
今回は拒否が強い方の入居相談に対応した時のことをご紹介します。
相談をいただいたのは入居者の長男様でした。
地域包括支援センターでウチシルベのことを紹介され、連絡をしてくださったそうです。
介護に家族も疲れ果て……
退院まで日がないので急いで次の日には3施設ご提案し、すべて見学にお連れすることになりました。
そのうちの一つの介護施設は見学の際に急遽空き室が出たということを教えていただき、その場でB様が決断して入居を申し込みされました。
要介護認定調査で問題発生
入居先は決まったのですが、今度は要介護認定調査です。この時、ちょっとした問題が発生しました。病院に職員が調査に来たのですが、A様は「話すことは何もない!」と布団を被って面談を拒否されてしまったのです。
それを見たB様もいよいよ不安になってしまいました。
そう励ましながら、面談の当日を迎えました。
帰宅願望がある方の説得方法
当日、病院からは担当の看護師さんとMSWさん、施設側からはスタッフの方が集まり、ご本人はどう説得するか打ち合わせをしました。B様から「家の近くにリハビリができるところを見つけたから、そこに移ろう」と正直に話してもらうことになりました。
当初は「姉を病気ということにして自分の家の近くに呼び寄せよう」とおっしゃっていたB様でしたが、それだとA様が不安になってしまうと施設長さんからの指摘がありました。
面談はB様も緊張の一瞬だったと思いますが、施設スタッフさんを紹介したところ、スタッフさんの温和な様子にA様も安心されたようで、特に反発もされませんでした。
それどころか、ご自分から「よろしくお願いします」と挨拶までされたのです。
これにはB様もビックリでした。「あんなに家に帰ると言い張っていたのに……」と気が抜けてしまった様子でした。
わたしもすべてが終わった後で、落ち着いているご様子のA様にご挨拶させていただき、その場を後にしました。
入居の日もプロの対応
退院日は病院まで施設が送迎の車を出してくれたそうです。
B様の車で迎えに行くと「どうして家に帰らないのか」とA様が不安に思ってしまうかもしれないとの配慮でした。
帰宅願望が強い方は何か理由があって拒否しているケースが多いです。ご本人の気持ちに配慮して慎重に対応すれば拒否がある方でもスムーズに入居を受け入れてもらえます。
今回のように病院の担当者の方々や施設のスタッフさん達の協力を得られて、ご家族とも協力できたからこそ、A様も特に反発されることもなかったのだと思います。
ウチシルベは信頼できるスタッフがいる介護施設を知っています。施設への入居拒否や帰宅願望がある方でも安心しておまかせできる介護施設をご紹介できるのでいつでもご相談下さい。
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