千葉県で、生活保護の方でも入居できる介護施設
お住まい相談員
日々地域を飛び回るお住まい相談員のお仕事内容やトピックを取り上げていきます。
※紹介している相談実例の内容は、実際にウチシルベに寄せられた相談をもとに構成しています。しかし、ご本人やご家族のプライバシーに配慮し、一部の設定・描写を変更した上で編集しています。
記事公開日:2015/08/24、 最終更新日:2019/01/04
心の症状は落ち着いているけれど
江戸川区内にある病院の精神科に2年近く入院してきたIさん。入院当初は不安症の症状が強く出ていて、日常生活にも困ることが多くあったようですが、ここ数カ月はかなり改善が見られていました。また、軽度の認知症の症状があるものの日常会話にはほぼ支障のないレベルでした。
Iさんは息子さんとも音信不通になっていて、いわば身寄りのない境遇です。そんなIさんに対して病院のドクターやナース、そしてソーシャルワーカーたちは本当に温かく接してこられたようで、彼女がスタッフたちに厚い信頼を寄せているのは一目見て分かりました。
とはいえ、退院の日は刻一刻と近づいてきます。Iさんは病気のために金銭管理をNPO法人へと委託しながら、かつての貯蓄を切り崩して暮らしてきたそうです。転居にあたって生活保護の申請が必要となるのですが、NPO法人は生活保護の申請業務には対応していないとのこと……。手続きとしては、病院のある足立区内での手続きがスムーズではあるもものの、足立区内では生活保護を受給しながらのサービス付き高齢者向け住宅への入居ができないという大きな問題がありました。
手続きはウチがサポートします!
キーパーソンであるソーシャルワーカーさんは、Iさんの症状を考えるとサ高住か住宅型有料老人ホームがもっとも好ましいと考えていて、私も同じ意見でした。ソーシャルワーカーさんも足立区内をはじめ都内の近隣エリアへ連絡をとってこられたものの、「身寄りがない」「ご本人が精神疾患を抱えている」という2点がネックになって、なかなか色よい返事がなかったとのことでした。面談を終え、施設探しを引き継いだ私は範囲を広げてアプローチしました。埼玉県の草加市や春日部市、千葉県の松戸市や市川市、そして千葉市内――。
10軒以上の施設をあたって、ようやく良い返事をいただけたのが千葉市緑区にある住宅型有料老人ホーム「ほっとはぁと千葉おおたかの杜」でした。こちらは、これまでにも生活保護を受給している方をたくさん受け入れてきた実績があり、入居してからケースワーカーさんへと話をつなぎ、申請のサポートもしてくれるそうです。正直なところ、手続きにとられる手間をイヤがる施設も多いなかで、本当に入居者目線のサポート体制が実現されていると感じましたし、「私たちが責任を持って対応します」という言葉は私にとっても心強いものでした。それに、ずっとIさんのこれからを心配していたソーシャルワーカーさんが、この知らせを聞いて心の底から嬉しそうにされていたのが印象的でした。
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