福岡で、自立でも入居できる介護施設
お住まい相談員
日々地域を飛び回るお住まい相談員のお仕事内容やトピックを取り上げていきます。
※紹介している相談実例の内容は、実際にウチシルベに寄せられた相談をもとに構成しています。しかし、ご本人やご家族のプライバシーに配慮し、一部の設定・描写を変更した上で編集しています。
記事公開日:2016/03/07、 最終更新日:2022/01/20
要支援での老人ホーム探し
「退院期限までまだ少し時間はありますが、リハビリが順調なので早めに退院したいとのご希望です。どこか老人ホームを探してくれませんか?」
今回は、回復期病棟のあるソーシャルワーカーさんからご相談でした。
ご本人は間もなく90歳を迎える男性で、入院前までは福岡市東区に住む次女さんと同居していたそうです。脳梗塞を発症されたものの幸いにも症状が軽く、要支援1の認定のままだったそうです。同じく福岡近郊に住まう長女さん、次女さんからなるべく近いところをご希望とのことでした。そこで、長女さんの家の近くの太宰府市にあるサービス付き高齢者向け住宅「悠~はるか~」と次女さんの家の近くの介護付き有料老人ホームの2つの物件をご紹介しました。
キーパーソンである長女さんにお会いして話を聞いていくと、これまで自立で元気に暮らしておられたことがよくわかりました。
「今までは介護サービスをほとんど利用したことがないのよね。脳梗塞発症後ではあるけれど、できる限り今までと変わらない生活をしてほしいと思っています」
「特にこの部分は、という要望はありますか?」
「そうですね。必要以上にルールに縛られず、できるだけ自由に暮らせるところを本人も望んでいると思います」
そして長女さんは「悠~はるか~」の見学を希望され、ちょうどお父様の体調も良かったので、一緒に見学をすることになりました。当日は施設の方に案内をしていただきながら、私のほうでも送迎時などにご質問に答えました。長女さんもAさんも初めての見学だったとのことですが、好印象を持っていただいているようには感じました。
2回目の見学が決断の決め手に
数日後―。
ソーシャルワーカーさんを通して、再び依頼がありました。
「悠さんがいいと思っているそうですが、もう少し見てみたいというお気持ちもあるようで。比較対象になる施設をもう一つ見学できませんか?」
「かしこまりました。すぐにほかの施設を探してみます」
少しご希望のエリアから離れますが、もう一件をご提案し、再び本人を交えてご見学を設定することになりました。そして、より比較がしやすいように、今回もう一度、悠さんにも足を運ぶことにしました。
新しく提案した施設の見学を午前中に終えて、悠さんへ。2回目の見学で前回と同じような内容では意味がないので、この日は事前にお願いして昼食をご準備していただきました。やはりこれから暮らしていく場所になりますし、お食事が合う・合わないはとても大事なポイントです。実は、私はこれまで何度かこちらでお食事をご一緒しているのですが、毎回ご家族からご好評の声を聞いています。
Aさんにも、長女さんにもおいしいと言っていただき、その日のうちにお決めいただくことになりました。ここなら長女さんの生活圏内ですし、訪問もきっとしやすいと思います。お食事のおいしさももちろんですが、やはり2日にわたって見学したことが良かったのだと思います。1度見学しただけでは「ここならよさそう」と思ってもなかなか決めきれないもの。間に入ってくれたソーシャルワーカーさんといい連携がとれたことも、スピーディーで効率の良い見学につながったのはないかと感じています。
その後も私は他の方のご見学などで悠さんに何度かお邪魔しておりますが……。館内でお見かけするAさんは元気に過ごしておられる様子。新しい生活にもすっかりなじんでおられるようで、こちらも安心しました。
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