時枝 晶子さん（ケアマネージャー）-HEART WAVE File.5

やればやるほど奥が深い仕事です。

時枝 晶子さん

（ケアマネージャー）
20年前にヘルパーとなり、10年前よりケアマネージャーとして働いています。

時枝さん：「自分がいつか通る道だから、介護の仕事を続けている」
これは昔、先輩に言われた言葉ですが、今では自分の言葉として大事にしています。

介護の仕事を始める前は、実は人と話すことが苦手でした。でも、対人間の仕事を始めて、コミュニケーション能力は人それぞれだということがわかり、だんだん好きになりました。

以前は人と話すことが苦手だった私ですが、今は「おはなしボランティア」として在宅や介護施設へ足を運んでいます。高齢者は戦争経験者で、終戦記念日の話でよく盛りあがります。つらい思い出ですが、みなさん喜んで話してくれるんです。

私は生まれつき目が悪いので、小さい頃、嫌な思いをしました。そんな経験もあり、人のためになること、人の役に立つ仕事をしたいと思っています。

ケアマネージャーの仕事は、やればやるほど奥が深い仕事です。

介護の未来、仕事での使命について、時枝さんに聞いてみました。
時枝さんのアツ～い想いを、手書きメッセージで紹介！

あなたの使命は何ですか？

時枝さん：人のためになること、人の役に立つ仕事をしたいと思っています。

介護の未来をどうしたいですか？

時枝さん：高齢者が楽しく生活できるような社会に貢献できたらいいなと思います。

ウチシルベからの一言

お話がとても好きな方で、20年間の介護の仕事で経験された、いろんなお話を聴かせてもらいました。お住まい相談員として、ご本人やご家族の悩みや気持ちを、いかに引き出してあげるか、叶えることができるだろうかと、時枝さんとお話していて考えました。

時枝さんは、「これから介護を歩む若者には、何よりも経験が大事。介護の世界では、学校では教えてもらえないような経験ができる。この『HEART WAVE』が、若い人に介護を知ってもらうツールになれば…」と話されていました。

私も、『HEART WAVE』が若い方の介護への入口になればいいなと思います。

時枝さんを紹介したのは…桃井 房子さん

(ケアマネージャー）
長年、主婦をしていましたが、ガンを患った父を9ヵ月間、介護をした経験を活かしてヘルパーの道を選びました。その後、介護福祉士となり、現在はグループホームでケアマネージャーとして働いています。

民生委員会の中で主任児童委員としても活動し、チャイルドサロンで月1回、地域の方の架け橋となるようがんばっています。

時枝さんが紹介したのは…田中 佐与子さん

（ケアマネージャー）
ヘルパー歴5年。ケアマネージャー歴14年です。子育てが一段落ついた時に、これからどんな仕事をしようと考え、介護を選びました。

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