男性介護者が料理で交流
イベント
福岡
記事公開日:2016/10/12、 最終更新日:2022/01/20
介護の疲れを、料理教室でリフレッシュ
10月4日(火)、福岡県福岡市にある市民福祉プラザで男性介護者の家族を対象とした料理教室が開かれました。
料理教室は、福岡市から事業委託を受けた福岡市社会福祉協議会が行っているものです。
参加者同士の交流や情報交換、介護疲れのリフレッシュになればと去年から始まりました。この日は、市内で介護と向き合っている60歳代から80歳代までが参加しました。
講師を務めたのは、福岡市内で料理教室を開く手嶋法子さんです。料理のプロから習うとあって皆さんも気合十分です。
今回作るのは、「たっぷり野菜の重ね蒸し」、「もずくスープ」「鶏むね肉と水菜の味噌和え」の3品です。
栄養バランスを考え旬の野菜をふんだんに使っているのはもちろん、蒸す、煮るといった調理工程が簡単なことも特徴です。2つのお鍋があれば簡単にできるんですよ。
講師による調理のデモンストレーションのあと、参加者は、3つのグループに分かれて実習を行います。参加者の中には、初参加の方はもちろん、去年に次いで連続参加の方もいらっしゃいました。
中には料理は初めてという方もいらっしゃいましたが、ベテランの参加者が手際よく調理を進めていきます。
最愛の妻や両親などの介護と向き合っている参加者のみなさん。調理をすすめることで会話も弾みます。部屋にはおいしいにおいも立ち込めていました。1時間という短時間で3品ができました。
実習終了後には、参加者から「家で実践して家族に食べさせたい」や「楽しい時間を過ごすことができた」などの声が上がっていました。最初は緊張した表情のみなさんでしたが、一緒に調理をしたり、食事をしたりすることで晴れ晴れとした表情になっていらっしゃいました。
取材の感想
このような料理教室に参加することでいろんな人と話しながら介護について考えたり、自分の意見を整理できたりする機会にもなるのでは、ないかと思います。それが皆さんの表情から伝わってきた取材でした。
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