田中 佐与子さん(ケアマネージャー)-HEART WAVE File.10
HEART WAVE
大阪
ケアマネージャーやソーシャルワーカーなど介護・医療に携わる方にこれからの超高齢社会に望むことや自分の仕事に対する想いを語ってもらう紹介制インタビュー。
記事公開日:2016/12/01、 最終更新日:2018/12/28
慈しみを持って人に寄り添える
ケアマネでありたい。
介護の未来、仕事での使命について、田中さんに聞いてみました。
田中さんのアツ~い想いを、手書きメッセージで紹介!
あなたの使命は何ですか?
田中さん:わたしは自分の母がある日突然亡くなったということもあって、自分の親に対して「もっと色々してあげたかった」という気持ちが強く残ったんです。自分が後悔してしまったからこそ、わたしが関わる方々にはそのような思いをしてほしくないという気持ちがあります。ご本人様だけではなくご家族や周りの方にとってもわたしがどうしてあげるのが一番いいのかを考えて取り組んでいます。
「慈しみを持って寄り添える人でいたい」という気持ちはわたしの母が病床で「困っている人を助けてあげてね」という言葉をかけてくれたことから抱くようになった気持ちです。
わたしの仕事が誰かの助けになる、こんなにうれしいことはありません。
介護の未来をどうしたいですか?
田中さん:核家族化が進み、昔のような人と人との繋がりが希薄になっている時代です。家族という近い存在であっても助け合うということが難しくなっているのかもしれません。
そんな社会にあって高齢者が元気に活き活きと暮らせるような手助けができる存在でありたいですね。ケアマネージャーになってから医療のことも実践しつつ勉強しているので、「介護保険をなるべく使わないようにするにはどうすればいい?」といったご相談にもお答えしています。そういった自分の知識や経験を元に高齢者の方々を助けていけたらと思っています。
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ウチシルベからの一言
ご自身の体験があったからこそ介護を必要とされるご家族の気持ちに寄り添って「最善を尽くそう」と働いておられるのが伝わってきました。
お母様のことを思い出されて涙を浮かべながらお話しされていた田中さん。お母様の「困っている人を助けてあげてね」という言葉を心に刻んでケアマネージャーとして歩んでこられたのだと思います。
わたしも自分の両親に対してこれから何ができるだろうか、そしてお住まい相談員としてこれからどんな働きをしていけるだろうかと我が身を振り返りました。
田中さんのお母様の思いと田中さんご自身の思いはケアマネージャーの仕事を通じて利用者様やご家族にもきっと伝わっていると思います。