絶縁状態の家族との再会と、 施設への入居をお手伝い。
お住まい相談員
沖縄
日々地域を飛び回るお住まい相談員のお仕事内容やトピックを取り上げていきます。
※紹介している相談実例の内容は、実際にウチシルベに寄せられた相談をもとに構成しています。しかし、ご本人やご家族のプライバシーに配慮し、一部の設定・描写を変更した上で編集しています。
記事公開日:2016/11/28、 最終更新日:2018/12/28
Contents
身寄りがなく生活保護の方の入居相談
お住まい相談員具志(ぐし)です。ウチシルベの中でも最南端、沖縄エリアを担当しているお住まい相談員です。
A様という男性の入居相談を担当した時のエピソードをご紹介します。
地域包括支援センターから相談を受け、A様の入居をお手伝いすることになりました。
老人ホームに入りたくない…説得するには…?
後日、本人にお会いしますと、「老人ホームには入りたくない」とおっしゃっていました。私が説得を試みましたが、やはり家族にも説得に協力をしてもらわないといけないなと考えるようになりました。
本人にも家族の話を聞くとやはり家族と絶縁状態だということでした。
施設を探すのも私の仕事ですが、お住まい相談員は、本人の新生活を応援することも大事な仕事だと思っています。家族に支えられながら新しい生活のスタートを切ることができればA様にとって一番いいことなのではないかと考えました。
後日、私はA様を自分の車に乗せて、ご兄弟の家を探しました。本人も住所は知っているものの、どの家なのかはわかりません。近くの家を訪ねて場所を聞き、なんとかして家を探し当てました。
ご家族を交えて話をすることで、A様も次第に心もほぐれてきたように感じました。新しい生活をするためには、本人の気持ちももちろん大切ですが家族の支えも大事な要素だと思います。
最初本人は「施設での生活なんて」とおっしゃっていましたが、ご家族と私の大プッシュで入居を決意されました。
本人もご家族も大満足
その後、本人にあった施設をと那覇市にある施設「ふくろうの家」を提案しました。
紹介した理由は、2つあります。ご兄弟の家が近くにあること。そして病院受診もしてくれるということです。ご家族が仕事などで忙しい時には、手厚くサポートをしてくださることから「ふくろうの家」を提案しました。
地域包括支援センターの担当者はもちろん家族も施設を快く受け入れ、今まで施設での生活に抵抗があったA様自身も快く入居を決めてくださいました。
お住まい相談員の仕事
私は、お住まい相談員は相談者の新しい住まいを探すことだけが仕事だと思っていました。ですが、本人と家族の関係も様々で、一緒に毎日を過ごす家族でさえ、言いたいことが言えなかったり、言わなくてもわかっていると思いこんでしまったり、と伝わらないこともあります。
きちんと双方の考えを第三者の目線で整理することも大切だと学ばせていただきました。そして、家族は大切な存在なのだと私自身も改めて気づかせてもらえた出来事でした。
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