アルコール性認知症の方のための介護施設探し

大阪エリアを担当しているお住まい相談員の小野です。

認知症で自宅での生活が困難になってしまうケースというのは多いです。

今回はアルコールにより認知症が進行した方のご相談を受けた時のお話しをご紹介します。

A様

入居者。66歳男性。要介護申請中。

B様

A様の妹。

アルコールによる認知症状

ある日、B様からウチシルベに直接お問い合わせがありました。

小野

ご相談の内容についてお聞かせ下さい。

B様

兄についての相談なのですが…。兄は66歳ですが、どうやら認知症のようなんです。今は病院に入院していて、診てもらったところ、アルコールによる認知症ではないかと言われました。

小野

アルコール性認知症ですか。お兄様はお酒をたくさん飲まれているのですか？

B様

はい。母が亡くなってから、ショックを紛らわせるためもあったのか、飲酒量が増えたようです。

小野

そうなんですか。それは心配ですね。認知症で他に具体的にお困りのことはありますか？

B様

はい…。数ヶ月前からは自炊もできなくなってしまったみたいです。様子を見に行くと家がゴミ屋敷みたいな状態になっていて…。わたしも面倒を見きれませんし、このまま一人暮らしを続けるのは心配ですから…どこか入れるところがあればいいなと思いまして。

小野

ご近所の目もありますし、心配ですよね…。急いで受け入れ先を探しますので、安心しておまかせ下さい！

現在入院している病院から退院する時には住居を確定させておきたいとのことで、すぐに提案施設を３つピックアップしてB様にご連絡しました。

また、施設に入居するに伴って要介護申請の手続きも平行して行っていきます。

サ高住選びで一番ポイントとなったのは……？

施設を提案してその２日後には見学に行くことになりました。

1つ目がエリアの条件が一番合っていたサービス付き高齢者向け住宅。２つ目は少し離れたところで自由度が高いサ高住。最後の3つ目はエリアは少し離れますが月額費用がリーズナブルなサ高住です。

小野

３つ見学しましたが、どちらが一番気に入られました？

B様

エリアは遠くなってしまうのですが、３つ目のサ高住は、費用が安くて魅力的に感じました。

小野

やはり、費用が安いのは助かりますし、魅力的に思われますよね。

B様が選ばれたのは大阪市東成区の”月光園新深江”というサ高住でした。

月光園新深江

大阪府　大阪市東成区　深江南1丁目17-11
大阪市営地下鉄千日前線　新深江駅　徒歩3分

小野

”月光園新深江”は費用が安いのはもちろんですが、認知症の方も受け入れ可能ですし、不足はないと思いますよ。自立や比較的お元気な方も多いので、まだお若いお兄様にとっては過ごしやすいのではないでしょうか。

B様

それなら安心できそうです。小野さん、入居のための手続きを進めていただけますか？

小野

かしこまりました。

見学に行ってから一ヶ月が経ち、本人を交えた施設側との面談の日がやってきました。アルコールに依存気味であることなどを踏まえた上で、”月光園新深江”から受け入れ可能と判断していただけました。

アルコール性認知症の方の介護施設探しに対応します

このケースのように、アルコールにより認知症により、一人暮らしが困難なほどの状態を引き起こすことがあります。近所の住人とのトラブルやなんらかの事故なども最悪の場合起こり得る話しです。

高齢者向け住宅に入居することで寂しさやショックを紛らわせるためにお酒に手を出していたのも、周囲に人がいることで少しずつ改善されていくことと思います。

ウチシルベのお住まい相談員は必要なサポートが受けられる高齢者向け住宅や有料老人ホームをご紹介しています。「受け入れ可能なところが本当に見つかるの？」と不安でいっぱいな方もぜひ一度ご相談下さい。