「お世話をすることだけが介護じゃない」ご家族の人間模様から、人生の勉強。
お住まい相談員
福岡
日々地域を飛び回るお住まい相談員のお仕事内容やトピックを取り上げていきます。
※紹介している相談実例の内容は、実際にウチシルベに寄せられた相談をもとに構成しています。しかし、ご本人やご家族のプライバシーに配慮し、一部の設定・描写を変更した上で編集しています。
記事公開日:2016/07/15、 最終更新日:2022/01/20
ある休日―。
私は、ショッピングモールでランチをしました。
うーん、髪を下ろしているからですかね。Aさんも髪型が変わりましたね。素敵です
と、そんな女子トークで再会。
残念ながらデートではなく、ランチのお相手はネオステージ博多に入居したお父様を介護するAさん。
Aさんとは家が近所で、「主人が息子のところに行くから、遊びにいらっしゃいよ」とお誘いを受け、休日ランチとなったのです。
女子会らしく(?)パスタのお店へIN。
Aさんとは、お父様の老人ホームをご紹介したのがご縁。
2年前、Aさんと同居されたお父様は要支援でお元気でした。でも、昨年末に脳梗塞を発症されてから認知症が進行。
要介護4となって在宅介護が難しくなり、老人ホーム探しをお手伝いすることになったのです。
パスタの茹で具合で感じる、親子の愛情。
お互いの近況を話しつつ、お父様の状況を伺います。
今も毎日通っているんですか? 大変じゃないです?
毎日行ってたらAさんの身体が心配です
どれくらいの頻度で行ってます?
Aさんが「ネオステージ博多」に決めた理由は、ご自宅からわりと近いことと、以前と変わらない暮らし(お父様とこのショッピングモールにコーヒーを飲みに行くこと)ができるということでした。
お父様とこちらに来られました?
柔らかく茹でてもらえると思いますよ
お父様が食べやすいようにと考えられています。こういうところに親子の愛情を感じますよね^^
何か手伝う、お世話をすることだけが介護じゃない。
他にも入居してから感じたことも伺いました。
場所をサンマルクに移してからもおしゃべりは続きます。
本当にそうだと思いました。9時過ぎに家を出て、お父様に会いに行って、19時過ぎに帰って食事をつくって…など考えたら憂鬱になりますよね。
ご主人は、ご両親を早くに亡くしたとのことで、ご自身の両親にできなかったことを義理のお父様にして差し上げたいとの気持ちが強く、入院から施設へ入居する以前は同居されていました。
入院中も、毎日お仕事を終えてから義理のお父様の面会に行っていました。
そういってAさんはお父さんが待つホームへ帰っていきました。
実はAさん、私の結婚相手を真剣に探そうとしてくださっているようで、次回のランチはお見合い写真を持参して来られるかも…(笑)。
介護への関わり方は人それぞれですよね。その方にとって無理のない範囲で行っていただきたいと常々思っています。
そして、人を想う気持ちは人それぞれ。言葉で感謝を伝えられる方もいれば、行動で示される方もいます。
この仕事をしていて思うのは「私は何ができるのだろう?」
「この方の状況に置かれた時に、私はこのようにできるのか」ということをよく考えます。
ご家族の人間模様から、日々人生の勉強をさせていただいています^^。
私の修行はまだまだ続きますー。
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