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早起きとは異なる早朝覚醒

記事公開日:2016/03/30、 最終更新日:2018/07/10


早起きとは異なる早朝覚醒

早起きとは異なる早朝覚醒

人間にはサーカディアンリズムと呼ばれる体内時計があります。周期は24時間ちょっとと言われますが、高齢になると感覚が短くなります。そのため、朝早くに起きてしまい、夜とも言えない夕方に眠くなってしまいます。

 

①早朝覚醒とは

睡眠障害にはいくつか種類があります。夜遅くまで起きていたのに、夜明け前に目が覚めてしまうのは不眠です。早朝覚醒は、体内時計の進み方が早くなっているために起こるので、未明に目が覚めるとそこから1日の体内時計がスタートするため、夜も早く眠くなります。これを続けると、どんどんリズムが狂ってきて、早寝早起きが昼夜逆転に転換する可能性もあります。また、二度寝しようと思っても身体が起きてしまっているのでできません。また、高齢になると眠りの質が浅くなるのも原因のひとつです。

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②早朝覚醒を改善する方法

人間の体内時計は、朝日を浴びるとリセットされて1日が始まると言われています。逆に言うと、朝日を浴びなければリセットされないのです。寝室のカーテンを遮光性の高いものに変えて、日が昇っても暗室のように暗くすると効果があります。

夕方に強い光を浴びるのも、体内時計のリセットを遅らせるひとつの方法ですが、日常生活のなかでそれほどの強い光を発するものはありません。専門の機器もありますが、大変高価なものになっています。

 

③睡眠の質を向上させる

睡眠の質、つまり深い睡眠が取れるような工夫をすることも大切です。高齢になり、身体に障害があったり病気があったりすると、なかなか運動する機会がなくて運動不足に陥りがちです。睡眠の質を上げるのに効果がある運動は、一定のリズムで行う運動だと言われています。ジョギングや踏み台昇降がこれに当たりますが、そういった運動が出来ない場合も多くあるでしょう。寝る前にヨガ運動など筋肉をほぐして血行を良くする運動をして、身体をリラックスさせるのも良いでしょう。身体を動かせない場合は、腕や首、肩など触れる範囲のマッサージをして、凝りをほぐし血行を促します。アルコールは、寝つきは良くなりますが、眠りの質を下げてしまうので逆効果になります。

 

施設を効率よく探す方法は?

寝不足の高齢者は夜間の徘徊などの心配が高まります。自宅で介護している家族の負担が大きくなることもあります。老人ホームへの入居を決意した時にはこちらからご相談ください。プロが無料で対応可能です。
夜間の見守りや介護にまで対応してくれる老人ホームをご紹介可能です。また、日中レクリエーションなどの活動があれば夜に熟睡することができ、健康状態も保たれます。自宅で過ごすよりも健康的になる高齢者も多いそうです。プロに施設探しを頼めば最後まで安心ですね。

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