地域支援事業の具体的な内容とは
記事公開日:2016/03/31、 最終更新日:2018/07/10
地域支援事業の具体的な内容とは
介護保険制度は、毎年のようにどこかが改正されています。平成18年の改正では、予防重視型の項目が織り込まれ、介護予防と地域支援事業ができました。ところで、地域支援事業とは、具体的にどのようなものでしょうか。
①地域支援事業の対象者
高齢化が進むにつれて介護保険利用者が増加し、財政の逼迫や介護要員不足などが取り沙汰されています。そこで、少しでも介護の必要な人を減らそうと言う目論見で、介護保険制度に予防重視という項目ができました。
予防重視型の介護保険とは、すなわち要介護状態になることを少しでも遅らせるために、予防的な何かをしようということです。地域支援事業は、介護保険を申請しても要支援や要介護の対象にならない「自立」の方を対象に、各自治体が行う事業のことです。
②地域支援事業の内容
地域支援事業は、3つの項目があります。介護予防事業、包括的支援事業、任意事業です。
具体的には、たとえば介護予防事業の中の一次予防事業と言うのがあります。これは、活動的で元気な高齢者を対象にしています。簡単に言うと、年は取っているけれど充分動ける方に、地域に貢献してもらおうというものです。公園の清掃や地域のボランティアなどがあります。自治体によって内容は異なります。
また、元気な高齢者に、健康を保ってもらうための事業が、介護予防普及啓発事業です。たとえば、シニア体操教室や、筋トレ脳トレなど、筋力アップやストレッチ、エクササイズを行っています。フィットネスクラブの一部をシニア用に設けて、水泳や運動プログラムを実施している施設もあります。また、介護者である家族を対象に、介護教室を開いている自治体もあります。
③地域支援事業を積極的に活用する
後悔先に立たずと言いますが、介護状態になってから、あの時マジメに予防していればと思っても後の祭りです。いつまでも元気でいたいのは、誰しも同じ願いでしょう。そのために、地域で実施しているプログラムには積極的に参加をしてみましょう。思いがけない出会いや楽しみが待っているかもしれません。
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