自分自身について知る生活機能チェックリスト
記事公開日:2016/04/01、 最終更新日:2018/07/10
自分自身について知る生活機能チェックリスト
高齢化社会が進む中、医療の進化もあり、元気な高齢者が増えています。そのため、介護なんて自分はまだまだ関係ないと思っている方も多くおられます。自分の老いはなかなか気付くことは難しく、その老いをさらに進行させないように対策を考えて行動していくことは更に難しいこととなってきます。そこで厚生労働省は、いつまでも自分らしく元気な暮らしを送るためには心身の老化のサインに早く気付き、体の機能の維持や向上をさせるための取り組みが必要と考えました。
そこで考えたのが「生活機能チェックリスト」です。自分自身の現在の状態を知るために25項目の運動機能や口腔機能、閉じこもりや物忘れの傾向を訪ねる質問に答えます。この質問は、市町村から、65歳以上の介護保険を受けていない人に5歳きざみに送られてきます。そこで「はい」があれば老いの兆候が出てきていると考えてられ、対策を考えていく必要があります。では、具体的にはどのような対策があるのでしょうか?
①動機能の向上
運動機能は加齢と共に低下してくる傾向にあります。運動機能が低下すると転けやすくなり、また高齢者は骨自体も弱くなっているので、転けることで容易に骨折をしてしまいます。骨折をして寝たきりになってしまう方は多くおられます。立つ、座る、歩くは基本的な日常生活動作であり、下肢の筋力が大切となってきます。そのため、毎日の生活の中に散歩や体操といった運動を取り入れていく必要があります。
②栄養改善
高齢になると、感覚機能の低下から空腹を感じにくくなります。食が細くなり、低栄養になり、体力や筋力の低下さらには意欲までも低下してしまうことがあります。低栄養になると免疫力も低下し病気にもなりやすくなってしまいます。しかしながら、食べ過ぎも生活習慣病になってしまうので注意が必要です。毎日、おいしく、楽しく、バランスよく食事をすることが大切です。
③口腔機能の向上
口は食べる、話す、表情をつくるなど、さまざまな役割を果たしています。口の状態が良いと咀嚼やえん下の力が強くなり、脳が活性化されます。さらに、しっかりと咀嚼、えん下をすることで唾液が分泌され、消化を助けてくれます。口の手入れを行い、口の運動を毎日の習慣にしてお口の健康を保つことが大切です。
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