1日中変化している血圧日内変動
記事公開日:2016/04/04、 最終更新日:2018/07/10
1日中変化している血圧日内変動
健康診断でチェックする項目と言えば、血圧と思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。血圧という言葉はいろいろな所で耳にし、人々にとって身近な健康を確認する指標となっています。しかしながら、この血圧についてどの程度ご存じでしょうか。
「血圧」とは何か
血圧とは、血管内の圧力のことであり、通常は動脈圧のことを指します。心臓は収縮したり拡張したりポンプのようにして動くことにより全身へ血液を送り出しています。心臓が収縮するときに血圧は最も高くなり、これが「収縮期血圧」と呼ばれ、一般的に言われる「上の血圧」になります。心臓が拡張するときに血圧は最も低くなり、これが「拡張期血圧」と呼ばれ、一般的に言われる「下の血圧」となります。血圧は、心臓や血管、腎臓・神経系や内分泌など多くの因子から影響を受け変動します。その他にも精神や体の活動によっても常に変動しています。
加齢と血圧の関係
年齢とともに、血圧は上昇する傾向にあり、高齢者の約3分2は血圧が高い状態である高血圧と言われています。若い人や中年の人では、女性よりも男性の方が血圧が高い傾向にあるのに対して、高齢になると男女の差はなくなります。
加齢に伴う血圧の変化としては、加齢とともに収縮期血圧が上昇するのに対して、拡張期血圧は50~60歳でピークを迎え、以降低下する傾向にあります。高齢者では収縮期血圧と拡張期血圧の差が大きくなる傾向にあります。この差が大きいことは大きな血管の動脈硬化が進行していることを示します。
血圧の日内変動
血圧は1日中同じ値を保っているわけではありません。さまざまな要因で上がったり、下がったりします。この変化を「血圧日内変動」と言います。この血圧日内変動には一定のリズムがあり、睡眠中に血圧は一番低くなり、覚醒とともに上がってきて、夕方から夜にかけて下がってきます。この一定のリズムが乱れてしまうと病気になるリスクが高まります。例えば、夜に血圧が低下してこない人は、脳血管障害や心臓肥大などが考えられます。
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