高齢化社会の住宅生活
記事公開日:2016/04/04、 最終更新日:2018/07/10
高齢化社会の住宅
住宅施策とは、住宅に対してほどこすべき対策のことです。これを国や政府がやろうとすると住宅政策となります。高齢化が進んでいる現在の日本では、介護を受けている人の人数の増加や独居高齢者の増加などが問題となってきています。介護を受けている人が増加する中で老人ホームなどの施設に入所している高齢者の割合は平成17年でたったの3%しかいません。また、独居の高齢者が増加する中、近隣関係の希薄化が進行しており、誰にも看取られずに死亡してしまう孤独死も増加傾向にあります。
このような問題をまずは明確にして、課題として取り上げ、解決しようと国土交通省は住宅政策を上げています。その一部を紹介したいと思います。
バリアフリー住宅ストックの形成
高齢者の人口と高齢者世帯が急速に増加しているものの、高齢者の生活に適した住宅とは十分にいうことはできない状況に現在あります。そのため、バリアフリー住宅ストックを緊急に整備することが課題となっています。平成18年に策定された住生活基本計画では、2003年に6.7%のバリアフリー住宅の割合を2015年には25%にすることを目標としています。
高齢者の賃貸住宅への円滑入居
現在、高齢者が賃貸住宅を借りようとすると、敬遠される傾向にあります。公共賃貸住宅への優先入居や民間賃貸住宅への入居を円滑にできるようにし、住居の安定を確保することが課題となっています。
高齢者の居住ニーズに適応した住宅確保
ケア付き集合住宅への移転、加齢に伴う心身機能の低下に合わせたグループホームなどの居住形式の選択など、高齢者の居住ニーズに適応した居住地や住宅の確保を支援していこうと考えています。また、今までは高齢者は医療・介護が必要になってくると医療施設・介護施設へ入所してもらう傾向にあったのが、現在では、できる限り高齢者が住み慣れた地域・家で安心して暮らし続けることができるよう在宅医療や在宅介護を受けることができる環境を整備することを課題として上げています。
施設を効率よく探す方法は?
高齢者のための住まいも現在では様々な形があります。数ある種類の中から最適な住まいを探すのは非常に大変な作業です。ぴったりの住まいを探したい方はこちらから無料で相談可能です。
高齢者住宅のプロがいるから安心して相談可能です。費用のことや受け入れ条件など気になることはなんでも聞くことができます。
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