高齢者の万引きの理由
記事公開日:2016/04/05、 最終更新日:2018/07/10
高齢者の万引きの理由
万引きは欲しいものがあるけれど、お金がない若者がすると言ったイメージがあるかとは思いますが、近年、万引きは若者だけでなく、高齢化が進んでいます。万引きをして捕まった人の3割近くが高齢者となっています。その理由には様々なものがあるようです。高齢者が万引きをしてしまう理由を上げてみました。
独居などからくる孤独
高齢化が進む現在では、独居の高齢者も少なくありません。近隣との関係も薄くなってきている中で、外部との接点が何もなく、自分の感情やストレスを発散するはけ口もなく、万引きという犯罪に及んでしまう高齢者も多いようです。
実際に生活に困っていたわけではないが、身内を失い孤独になってしまい、犯行に至ってしまったケースや、一旦刑務所から釈放されたにも関わらず、ホームレスになってしまい「刑務所に戻りたい。刑務所に戻れば、食事と寝床と作業がある」と思い、犯行に至ってしまったケースもあるようです。このような孤独が原因の万引きに対して、あるスーパーは「いらっしゃいませ、こんにちは」「ご精算お済ですか」「かごが重たそうなので、一旦お預かりしましょうか」など店員が積極的に挨拶をし、声をかけることで、高齢者の孤独感を軽減され、犯行を思いとどまったケースもあるようです。また、声を積極的にかけることによりに「見られている感」を感じ、万引き自体が減ったとのことです。
お金がない
定年を迎え高齢になると、多くの人が無職となります。そのため、経済的不安があり、年金や生活保護でお金はもらっているけれど、この食事代だけでも浮かせたいと、スーパーなどで食料品を万引きしたり、日常生活物品を万引きする高齢者が多いようです。成人の万引きが平均14000円に対して、高齢者の万引きの平均は2600円となっています。また、年金に介入している年数が足りないと年金を受給できなかったり、または年金が少なかったりするため、生活に困って犯行に至ってしまうこともあるようです。
加齢に伴う認知症
加齢に伴い、認知症を発症し、レジを通らずに店を出てしまう方や年金が入っていても通帳を無くしてしまうといったケースなど自分の犯行自体を認識できない場合があるようです。
施設を効率よく探す方法は?
一人暮らしで孤独感が強い高齢者ほど非行にはしったり、問題行動を起こす可能性があります。実家で一人暮らしをしている親が心配になったらこちらから無料で相談可能です。
スタッフによる見守りの目がある高齢者住宅や手厚いケアをしてくれる老人ホームをご紹介可能です。自立であっても入居可能な施設をご提案しています。レクリエーションや他の入居者とのコミュニケーションが活発な施設なら孤独感も解消されます。
人気記事
老人ホーム探しはおまかせください
お住まい相談員がピッタリの老人ホームをご提案
09:00~18:00
(年中無休)
老人ホーム探しは、わたしたちにおまかせください!
相談無料!
全国対応!
相談無料!
全国対応!