老人ホームにおける見守り
記事公開日:2016/04/19、 最終更新日:2018/07/09
老人ホームにおける見守り
老人ホームにおいて、見守りとは何か、と言われると、ただただ隣にいて見ているだけではありません。自分である動作ができる高齢者がその動作をしようとする時にいつでも手助けできる状態で待機し、その動作が終わるまで待機を続ける必要があります。
見守りを行っていても、歩行が不安定な高齢者はいつ転倒するか、嚥下が困難な高齢者がいつ誤嚥をするかは分からず、予測することは困難となり、見守りはいつも危険と隣り合わせともいわれています。しかしながら、見守りとは何かと決まった定義はあまり示されていません。たとえば、障害者・児施設サービス共通評価基準による各施設の自己評価実施状況について、見守りとは利用者の自主性や主体性を保つために、利用者の行為を施設の職員の判断のみで規制することがないように採られる、利用者支援の方法のひとつであるとされています。しかし、明らかに怪我や生命の危機があると判断した場合には職員が速やかに支援することが必要としています。
ここでは例としてある老人ホームでの食事時間の見守りについて、お話したいと思います。
高齢者同士の喧嘩の予防
食事時には、食堂に高齢者の方が集まってきます。認知症や話すことが困難でない高齢者にとっては他者と話のできる時間となってきます。しかしながら、認知症などもないため、時には意見がぶつかり喧嘩になってしまうことがあります。その時にはスタッフが素早く入り、解決していくことが大切です。
認知症の高齢者の行動を見守る
認知症の高齢者の中には食堂に何のために来ているのか、理解できないことがあります。そのため、その場を立ち去ろうとしたり、準備されている食事で遊び始めてしまったりする時があります。速やかに食事を食べることを介助したり、その高齢者が食事を摂ることができるように介助するのが大切です。
高齢者の転倒・転落の予防
高齢者の中には自分で動くことが困難であっても、何か目的があり、動こうとされたりすることがあります。その際、椅子から転落してしまったり、歩行時に転倒してしまうことがあります。普段から、転倒のリスクを考え観察を行い、見守りを行っていく必要があります。
施設を効率よく探す方法は?
サ高住や有料老人ホームではスタッフによる見守りのサービスがあります。見守りしてもらえる高齢者施設を探したい方はこちらから無料で相談可能です。
介護が必要というわけではないけど見守りしてもらえたら安心、というご家族の要望にお応えできる施設をご紹介可能です。介護施設に詳しいプロがいるので安心してまかせることができますね。
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