老人ホームでメタボが増加
記事公開日:2016/04/20、 最終更新日:2018/07/09
老人ホームでメタボが増加
メタボと聞くと、中高年の太った人に多いイメージが多いかと思います。しかし、最近では高齢者にもメタボの人は多いと言われています。そもそも、メタボとは「メタボリックシンドローム」の略であり、内臓脂肪症候群のことを指します。加齢に伴うリスクもあり年を取れば取るほど、内臓脂肪が増えてくると言われています。高齢者では著しい肥満でなくても、血圧や血糖・脂質などの異常が重なれば、生活習慣病を発症する恐れはあります。このような太っていないけれども、メタボのリスクがある人は75歳以上の多く、「隠れ肥満」とも言われています。
メタボと加齢の関係
加齢により活動量が低下し、全身の筋肉が落ちてきます。筋肉は体にあるエネルギーを燃やそうとするため、その筋肉がないと、エネルギーを燃やすことができません。また、そのエネルギーを燃やすための活動も低下しているため、エネルギーが体内に残り、その結果、脂肪として溜まってくると言われています。そのため、加齢とともに内臓脂肪が増えてきてしまいます。若い時と同じトレーニングを続けて行っていたとしても、加齢とともに、筋肉が委縮してくるため、筋力は落ちてしまいます。また、生活習慣から過栄養になっていることも加齢とともに内臓脂肪が増える原因として上げられます。
メタボと老人ホーム
寝たきりの人や活動性の低下した人が集まる老人ホームで、お腹周りや血圧・血糖などメタボや生活習慣病に関しての検査を行った結果、結構な割合でメタボの診断基準に当てはまる人が多かったとの調査報告もあります。特に、中性脂肪が高く、善玉コレステロール値が低い人が多かったようです。寝たきりで活動量は少ないが、食事は必要量を摂取しているため、カロリー過多・栄養過剰となり、太ってしまう人もいます。
メタボ対策
メタボの対策としては、食生活の改善と運動習慣の改善が上げられます。高齢者の場合は、もともと加齢に伴い、食が細くなっている場合もあるので、無理な食事制限は病気になってしまうこともあるので注意が必要です。
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食事についての条件も施設によって様々なので一番合った施設を探すにはプロに相談するのがいいでしょう。
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