攻撃的行動に出る認知症の方の対処法
記事公開日:2016/04/28、 最終更新日:2018/07/09
攻撃的行動に出る認知症の方の対処法
認知症になってしまいますと、性格が攻撃的になり介護士や他の利用者に暴言、暴力を振るうことがあります。そういった方に対しては、どのような対処方法が良いのでしょうか?
①気分のムラを探す
攻撃的な行動は24時間ずっと起きている方は少ないかと思います。例えば朝が機嫌悪い、夜が機嫌悪いなど1日の中にも機嫌が悪い時と、そうではない時がある方の方が多いですので、気分的なムラの時間を把握して、気分が良い時に入浴などの介助を行うとうまく介護を行うことができるでしょう。
また、それと同じように行動によって機嫌のムラが出てくることがあります。食事中になると機嫌が悪くなる、排せつ介助を行うと機嫌が悪くなるなどです。
どんな時に攻撃的になるのか、記録にとどめておくと対策方法が見つけ出しやすいです。
②他の利用者に攻撃的になる場合
介護職員に攻撃的になるのはある程度見逃せる部分があるかと思いますが、利用者に対して攻撃的になると、非常に困る部分があります。
特に施設であれば要介護者が多いですので、攻撃をされてしまいケガをする可能性がありますので、しっかりと対処をすることが大切です。
他のフロアに移っていただく、日中はその方専用のスペースで過ごしていただくなど、ある程度他との距離を取ることによって予防することができます。
③病院受診を行うようにしましょう
認知症によって攻撃的になる場合は、病院で薬などの調整をすることによって攻撃性が収まることがあります。脳血管性認知症の方は攻撃的になることが多いですので、そのような症状が出た場合は、積極的に病院受診をしてもらうようにしましょう。
また、薬を変えた際にはふらつきが出てきたり、食欲がなくなったりすることがありますので、介護士としてはその辺りのチェックを逃さないようにしましょう。
特に攻撃性を抑える薬の場合は、身体機能もある程度低下してしまうので、夜間帯の転倒などには特に気をつけるようにしましょう。
施設を効率よく探す方法は?
認知症の方は環境の変化にナーバスで施設入居を拒否するそぶりを見せることもあります。暴力や暴言により面談の際に入居拒否となってしまうこともあります。こちらから無料で相談可能です。
認知症ケアに手厚い施設を探して欲しい場合には施設探しのプロにご相談下さい。認知症の症状に根気強く対応してくれるスタッフがいる施設をご提案することも可能です。
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