肺炎予防として老人ホームで行うこと
記事公開日:2016/04/28、 最終更新日:2018/07/09
肺炎予防として老人ホームで行うこと
高齢者の死因の上位に、肺炎があります。肺炎になると、寝たきりとなり、体力だけではなく精神力も低下してしまいます。そのため、そのまま亡くなってしまう高齢者も多く、肺炎は高齢者にとっては危険な病気となります。特に、老人ホームでは、風邪などのウイルスによる感染が拡大し、肺炎になる高齢者が多くいます。そのため、老人ホームでは高齢者の肺炎予防を行い、肺炎にかからないよう注意していかなければなりません。
高齢者の肺炎予防として、老人ホームで行うことについてまとめました。
①毎日のリハビリによる、筋力維持・増進
肺炎になってからの対応ではなく、肺炎にならないために日頃から予防することが重要となります。そのためには、日頃から筋力の維持増進が重要となります。また、筋力は日々衰え、風邪などをこじらせ1日寝たきり状態となっただけでも、翌日起き上がることが出来ないこともあります。
そのため、リハビリを毎日行い、腹筋・背筋だけではなく、足腰の筋力もアップしておくことが重要となります。特に、老人ホームでは、午前と午後に体操などを実施しているところが多いため、入居者に声をかけ全員参加に心がけることが重要となります。
②風邪を引いても寝たきりにしない
高齢者が、肺炎になりやすいのは、風邪を引いた際に寝たきりとなってしまうこともあります。そのため、風邪を引いても、寝たきりにしないことが重要です。高熱が出ていて、どうしても動かれない場合には致し方がありませんが、食事などは起きて椅子に座って摂取するよう促していくことが重要です。
また、風邪を引くなどの体調不良の際に、高齢者は排泄を失敗してしまうことがあります。そのため、老人ホームなどではオムツを一時的に使用することもありますが、出来ればオムツの使用は避けトイレでの排泄を促していくことが重要です。
③痰を自分で出すよう促す
風邪を引いた時、また体調が悪い時などに、痰が出やすい状態となります。しかし、高齢者は痰を上手く自分で出すことができず、さらに嚥下困難となり誤嚥性肺炎を起こすこともあります。そのため、介護者や看護師は痰を吸引し、喀痰を促すことが多いです。
しかし、自分で痰を出してもらわなければ、嚥下困難はさらに悪化してしまうこともあります。そのため、できる限り自分で痰を出すことができるよう、姿勢を前かがみにして背中をタッピングし介助していくことが重要となります。その上で、自力で出せない分や、自己喀出が難しい場合には、吸引で出してあげることが重要となります。
施設を効率よく探す方法は?
肺炎がきっかけで老人ホームに入居する高齢者も増えています。こちらから無料で相談可能です。
老人ホームを探す事になった場合には老人ホームに詳しいプロに相談することをおすすめします。その方の症状や要介護度に合わせて老人ホームを提案してくれます。
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