過用症候群とは
記事公開日:2016/05/03、 最終更新日:2018/11/01
高齢者が気をつけるべき過用症候群とは
過用症候群は、過度に体を動かすことによって筋肉が炎症をしたり、場合によっては骨折をしてしまう可能性ある症候群です。高齢者ではよく過用症症候群が起こると言われていますので、十分に注意する必要があります。
どんな症状が起こるのか
過用症候群が起こる原因としては運動のし過ぎが原因となります。若い人でも運動をしすぎると次の日筋肉痛が起こります。これと似たようなものとイメージするといいでしょう。
過用症候群でもこれと似たような症状が起きます。例えば、痛みの症状です。これは関節や筋肉に出る痛みであり、初期の症状としては最も起こりやすい症状です。運動をした後に痛みを感じる場合は過用症候群が起きている可能性が高いですので、十分気を付けるようにしましょう。
また、筋肉がけいれんを起こしたり、脱力感が出たりすることも特徴として挙げられますので、注意しましょう。
麻痺が治らない可能性も
脳梗塞などが起きてしまいますと、麻痺が出て、それをリハビリして麻痺をある程度改善させることをしますが、過用症候群が起きてしまいますと麻痺がそのまま残る可能性があります。
麻痺を治すリハビリのはずが麻痺が残る結果になりますので、リハビリをする際はリハビリの専門職としっかりと話をして自分の状態をきちんと伝えるようにしましょう。
過用症候群が起きないためには
過用症候群が起きないようにするためには運動の調整が必要になります。リハビリの専門職と話をしっかりとするのも大切ですが、高齢者の場合は自分で自分の状態を伝えることが出来ない方もいますので、周りがしっかりと確認をすることが大切です。
特に認知症の方は知らず知らずのうちに運動を過度にしてしまうことがあります。特に徘徊が多い方は歩きすぎて足が痛くなってしまったり、場合によっては疲労骨折をする可能性もありますので、十分注意することが必要です。
過用症候群は現在非常に多くなってきています。特に麻痺が起きてしまった場合は、焦ってリハビリを過度に頑張ってしまいますが、焦っても良くならないことが多いですので、周りがしっかりとフォローするようにしましょう。
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