医学的リハビリテーションプログラム
記事公開日:2016/05/06、 最終更新日:2018/07/04
医学的リハビリテーションプログラム
脳卒中などの脳疾患や転倒などで脳に損傷を負った場合、急性期の治療とともに医学的リハビリテーションも重要になります。どういったものなのでしょうか。
①医学的リハビリテーションとは
医療機関である病院や診療所で行われるものになります。
脳卒中などの疾患では、急性期(発症、受傷後30日以内)の治療と同時に行われています。疾病や障害が発症した当日からリハビリテーションが始まることもあります。この時期は二次的な合併症が起こりやすくなります。予防することが最も重要になります。それは心身機能や生活能力の回復やこれからのリハビリテーションに大きな影響を与えるためです。
回復期(30日~180日)に入れば、病状は安定してきます。この時期が1番回復がみられ、身体諸機能や活動能力の回復に最も力をそそぎます。また退院に向けての外泊を試したり、住居環境を整えていきます。退院後も外来や介護保険施設で継続してリハビリテーションを行っていきます。
②高次脳機能障害のリハビリテーション
ケガや病気により脳に損傷を負うと、物忘れやミスが多くなるなどの症状がでることがあります。日常生活や社会生活に支障が出てきます。
医学的リハビリテーションプログラムでは、心理カウンセリング、薬物治療、外科的治療なども行われます。その後在宅復帰や社会復帰に向けて、生活訓練プログラム、就労移行支援プログラムへと移行していきます。
リハビリテーションチームには、医師、看護士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理専門職、生活支援員、運動療法士、ソーシャルワーカーと多くの専門職のチームワークが必要となります。
③リハビリテーションを行う際の留意点
高次脳機能障害の回復過程では、医学リハビリテーションプログラムの期間に、社会復帰といった目標を達成するのは難しいこともあります。短期間でできるだけ実現できるような目標を置くようにします。短期間の訓練では完治までは難しいため、本人や家族ができるだけ安心して生活を送れるように、早期に生活訓練などを行っている施設と連携を図っておくことも重要になります。
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