介護に関する悩みがある人はホットラインに電話しましょう

介護に関する悩みがある人はホットラインに電話しましょう

電車やテレビで“いじめ”や、“誰にも話せない悩み”を私たちに相談してください。という電話相談の広告をご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

まだ、あまり多くの方には知られていませんが、介護に関する悩みも同じように電話で相談することができる「介護のホットライン」があります。介護のホットラインでは専門家が相談にのり、秘密はもちろん守られます。介護に関する悩みがある方は一人で悩みを抱え込まず進んで相談しましょう。

①家族の介護に疲れたら

「ご家族の介護で精神的に疲れ、ストレスを感じているけれど周りの方には話しづらい。」「介護の時にイライラしてきつく当たってしまう。」「介助をするときに腰を痛めてしまい、思ったように介護ができない。」といった介護を一生懸命やっていて精神的・肉体的に疲れを感じた場合にもご相談ください。誰にも言えない悩みを打ちあけることで心が軽くなりますし、専門家に話すことで、適切な対応や介護サービスのアドバイスを受けることもできます。

②働く介護職員も

ホットラインは介護をする家族が電話をするイメージがありますが、介護の現場で働く職員も電話ができます。介護従事者用の電話相談窓口があり、「同年代の友人と比べて賃金が低すぎる」「残業しても残業代がつけられない」「人手不足で休みがとれない」「人間関係に悩んでいる」といった労働問題に関する様々な相談に対応しています。介護の現場ではまだまだ労働組合が整っていない職場も多く、労働基準法で守られている権利を十分に知らない方もいます。

介護職の労働条件を守ることは、高齢の方の介護環境を守ることにつながります。気軽に相談しましょう。

＞関連：なぜウチシルベは無料で老人ホームを探してくれるの？
 

③こんなケースもあります

「入院していた親が退院するのでこれから介護を始める」、「近所の一人暮らしの高齢の方が心配」「近所で虐待かな？と思う高齢者家庭がある」など、高齢の方の介護についての悩みや心配事について相談を受け付けています。

介護はする側もされる側もストレスをためずに付き合いたいものです。介護者の気持ちのゆとりがなくなるとお互いにつらい日々になります。ストレスや疲れが出てきたら、「介護ホットライン」を利用してみてください。