老人ホームが行う嚥下が苦手な方に対しての対処方法
記事公開日:2016/05/08、 最終更新日:2018/06/30
老人ホームが行う嚥下が苦手な方に対しての対処方法
特養などで過ごしている方の中には、加齢や病気によって嚥下(飲み込むこと)が苦手になっている方もいます。そういった方の場合は、どのような対応をしていくのでしょうか?
①食事や水分の形態を適切なものに変更をする
嚥下が困難な場合は、多くの場合噛みきれない、飲み込みきれないのが原因になることが多いですので、飲み込みやすく、噛みやすいものに変更をすることが必要になります。
食事形態としては
常食…私たちが食べる普通の食事
一口大…一口大にカットしたもの
刻み…刻んだもの
ソフト食…柔らかくムース上にした食事(実施しているところは限られている)
ミキサー食…ミキサーにかけてとろみをだしたもの
などがあります。
また、水分に関してはトロミ剤などを使って、飲み込みやすく、むせにくくするために工夫をしています。
食事介助を行う際はしっかりと飲み込みを確認しながら、その方が飲み込みやすいペースで介助をしています。トロミが付いているかた、ミキサー食だから嚥下ができるだろうと次々に口に食事を持っていくのは危険です。
②嚥下訓練を実施する
嚥下訓練とは飲み込みやすくするために、嚥下能力のリハビリを実施することです。嚥下能力は声を出す力と同じように、鍛えることによって向上します。
老人保健施設ではこのようなことが積極的に行われており、言語聴覚士が対応をしています。
ムセが続く方や、ムセてなかなか飲み込みが悪い方に対して実施をしていきます。
③介護士によるリハビリ
特養などでは言語聴覚士がいない場合も多いですので、介護士が嚥下のリハビリを行います。介護士が行う嚥下のリハビリは個別的なリハビリよりも集団的なリハビリが非常に多いです。
みんなで楽しみながら歌を歌ったり、声出しの体操をしたり、舌の体操をしたり様々な体操を実施します。
これらは食事前に行われることが多く、食事前に実施することによって食事の飲み込みが良くなることがあります。
施設を効率よく探す方法は?
食事の際に介助が必要な方や介護食の提供が必要な方のための老人ホームをお探しすることができます。こちらから無料で相談可能です。
その方に合った食事の提供が可能かどうか、細かいところまで確認を取りますので安心して入居することができます。入居してから後悔することがないように、信頼できる地域の専門家に相談しましょう。
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