最近物忘れが多いのは認知症のせい?
記事公開日:2016/05/09、 最終更新日:2018/06/30
最近物忘れが多いのは認知症のせい?
記憶障害は「記銘(情報を入力する機能)の障害」と「追想(情報を検索して取り出す機能)の障害」に大きくわけられます。
①記憶減退(物忘れ)と認知症による物忘れの違い
認知症の記憶障害は「記銘の障害」に渡ります。加齢による物忘れは、記銘力の低下でもありますが、追想の障害による「記憶減退」であることが多く、ヒントを与えられれば思い出せるもので、認知症の症状とは異なります。
例えば、記憶減退による物忘れは「病院にいく日を忘れる」「昨日の夕食の内容を忘れる」などです。これらの物忘れは「病院に行くこと」「夕食を食べたこと」は覚えています。
一方、認知症の症状としての物忘れは「病院に行くこと」「夕食を食べたこと」自体を忘れてしまいます。経験した出来事自体を忘れているためヒントを与えても思い出すことができません。また、物忘れの自覚がありません。
②記憶減退が起こる原因
1つは、加齢によるものです。記憶力は、20代をピークに年齢を重ねるにつれ徐々に減退していきます。個人差はありますが60歳頃になると、記憶力以外にも適応力、判断力などが衰え始めます。記憶力減退が進行し、段々と物忘れが増えていきます。
2つめは、ストレスや過労・寝不足によるものです。ストレスが溜まっていたり、寝不足や疲れてボーッとしていたりすると、集中力が低下して物忘れが多くなります。
3つめは、栄養バランスの乱れです。栄養バランスの乱れた食生活や、不規則な時間の食事は消化吸収に負担がかかります。体内に十分な栄養が行き届かないため疲れが残りやすく、同様に集中力が低下します。
③記憶減退への対処法
何よりもストレスや疲れをためない生活を送ることです。
心身ともにリラックスした状態の時に、集中力や判断力も高まります。日頃からストレスを感じることがあるのならば、ウォーキングや趣味などでストレス発散方法を身につけることをおすすめします。また、質の良い睡眠は免疫力も高める効果があり、疲れがたまりにくくなります。
ストレスが解消されても、物忘れが気になり認知症が心配な場合は、かかりつけ医に相談すると良いです。精神科、神経科、老年科などに受診することもできます。
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