健康型有料老人ホームとは
記事公開日:2016/05/14、 最終更新日:2019/02/06
目次
健康型有料老人ホームとは
健康型有料老人ホームとは、まだ日常生活における介護サービスを必要とせず、自立して暮らせる方を対象としています。家事をはじめとした日常生活のわずらわしさから解放されて、健やかかつ文化的な老後を楽しむために入居する事例が多くなっています。
健康型有料老人ホームの特徴
介護付有料老人ホームや住宅型有料老人ホームと最も大きく異なる点は、重度化して常時、介護が無ければ生活が困難になった時には別の老人ホームへと退去しなければいけないという点です。介護付有料老人ホームが隣接しており、重度化した際にそちらへ移ることが出来る有料老人ホームもあります。
あくまで「老後を快適に楽しむ」ことに主眼を置いた老人ホームであることをあらかじめ理解しておきましょう。ちなみに、健康型有料老人ホームは数そのものが決して多くなく、有料老人ホーム全体の約1%未満となっています。
健康型有料老人ホーム入居の条件
基本的には、自立した生活が可能な方を受け入れ対象としています(一部には要介護度の低い方の受け入れを認めている老人ホームもあります)。また、認知症患者の受け入れには対応していないことが一般的です。そのほかに、「感染症や伝染病の既往」「身元引受人の有無」「資産・収入・支払い能力」など各老人ホームがそれぞれに定める条件によって、入居の可否が判断されることがあります。
健康型有料老人ホームの費用
初期費用と月額利用料で構成されることが一般的ですが、介護付有料老人ホームや住宅型有料老人ホームと比較するとどちらも割高なことが多いです。特に、初期費用が高く設定されている傾向にあり、設備が整った老人ホームの場合は億単位の初期費用に達する場合もあります。
初期費用 0円~数億円(目安)
月額費用 10万円~40万円(目安)
健康型有料老人ホームの介護・医療体制について
老人ホームスタッフから提供されるサービスは、食事や掃除、洗濯といった身の回りの世話が中心です。それ以上の介護・医療サービス等が必要となった場合は、外部事業者との契約のもとで適宜必要なサービスを受ける必要があります。しかし、重度の要介護レベルになった場合は老人ホーム側にも対応する設備・ノウハウがないため、退去しなければなりません。
健康型有料老人ホームの設備
生活の拠点となる居室には、トイレ、浴室、キッチンなどが設置されていることが一般的です。共用スペースは、カラオケや園芸など趣味用の設備や、プールや温泉などの健康設備など老人ホームによってバラエティあふれる構成となっています。自立できる入居者が大半を占める性質上、趣味・文化スペースの充実は各老人ホームが力を入れるポイントとなっています。
自立した高齢者にお勧めの健康型有料老人ホーム
老人ホームと一口に言っても、自立をした高齢者が生活を送ることができる、活気あふれる老人ホームもあります。そういったニーズをかなえてくれるのが、健康型有料老人ホームという施設になります。
介護が必要としない高齢者が住む場所ですので、基本的に自分でできること、食事や排せつ入浴など、何でも入居者自身で行います。通常のマンションと同じようなイメージを持っているほうが良いかと思います。
健康型有料老人ホームのメリット
一人暮らしの高齢者にはよくあることですが、何かがあった時にどうしていいのか不安だと感じている方が多いです。一人での生活をしているとトラブル時にはに不安になりますし、1人だけで1人分だけの家事を行わないといけないのは、毎日続くため結構な負担です。
そういった方は健康型有料老人ホームがお勧めであり、健康型有料老人ホームに入ることで、そういった不安を解消して生活をすることが出来ます。
何よりも、良い意味で施設らしくない施設というところがお勧めな点です。
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健康型有料老人ホームのメリット
健康型有料老人ホームのデメリットは何があるのでしょうか?
一つ目のデメリットとしては、健康型有料老人ホーム自体の数が非常に少ないということです。他の施設に比べても数が非常に少なく、珍しいぐらいです。
また、介護状態になれば基本的には対処をしないといけないことも覚えておきましょう。
入居のトラブルに巻き込まれないように
健康型有料老人ホームの特徴としては、契約のトラブルが多いということです。「聞いていなかった」「理解できなかった」という前に、しっかりと確認をしてから入所することが大切です。
また契約時には親族に付き添ってもらう、後見人を付けておくなど決して安いお金ではありませんので、理解した上で入所をするようにしましょう。
また、介護状態になれば出ていかないといけない場合もあります。しっかりと確認をしておきましょう。
健康型有料老人ホームではどんなサービスが受けられるのか
有料老人ホームには介護付き、住宅型、健康型の3種類の老人ホームがあります。この中で健康型有料老人ホームはどのようなサービスを受けることができるのでしょうか。また、どのような方を対象としているのでしょうか?
安心した生活を送ることができる
健康型はほぼ自立した方を対象としていますので、介護職員は配置していない場合があります。しかし、定期的に様子を伺いに来てくれたり、健康についての相談ができたりするサービスを行っています。
また、介護が必要になれば外部の訪問介護などを部屋に呼ぶこともできますので、必要であれば介護を受けることができます。
一人で過ごすのは不安だと感じる人にとってはお勧めの施設だといえます。
レクリエーションが充実している
健康型有料老人ホームの特徴としては、レクリエーションが充実しているということです。生け花や書道、将棋などの簡単なものから、スポーツジムを併設していたり、図書館を併設していることもありますので、飽きのこない生活を送ることもできます。
設備に関しては場所によって違いますが、充実しているところは多種多様な施設がありますので、楽しく健康的に生活することができます。
お勧めの健康型有料老人ホーム
健康型有料老人ホームのメリットは安心して、健康的に生活を送ることができるということですが、要介護状態になったりなど、介護が常時必要になってしまった場合は退去しないといけないこともあります。
そのため、お勧めの健康型有料老人ホームは介護付き有料老人ホームが併設しているところです。介護付きが併設している場合は、介護が必要になれば介護付きに移行をすることができます。
介護が必要になってから新しい施設を探すのも苦労だと思いますので、最終的な受け入れが決まっているところがお勧めです。また、施設によっては提携先の老人ホームを持っている場合もありますので事前に確認してもらうようにしましょう。
施設を効率よく探す方法は?
健康型有料老人ホーム他、自立の高齢者が入居できる老人ホームや高齢者住宅をご紹介可能です。こちらから無料で相談可能です。
将来的に介護が必要になった場合でも住み続けられる老人ホームや高齢者住宅を探したいという場合にもご相談下さい。数ある情報の中から一番合った老人ホームをご紹介可能です。
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