高額居宅支援サービス費の考え方
記事公開日:2016/05/14、 最終更新日:2018/06/30
高額居宅支援サービス費の考え方
在宅において、介護が必要な高齢者を介護している場合、高額居宅支援サービス費として、返金されることがあります。しかし、いくらからが高額になるのか知らない人が多く、いつの間にか返金されていることも少なくありません。
ここでは、高額居宅サービス費の考え方について、ご紹介いたします。
①介護に使用した費用を毎月計算する
要介護状態の高齢者が、介護保険を利用してのサービスを使用した際に、高額居宅支援サービス費として返金されることになります。また、高額居宅支援サービス費は、名前の通り在宅で生活をしている人が対象となります。
そのため、在宅で生活をするために使用している物、例えば福祉用具などもすべて対象となり、デイサービスやショートステイ等の利用料とともに合算し、毎月計算されることになります。
②利用者負担上限額は決められている
高額居宅支援サービス費は、利用者負担上限額を超えた場合に、返金されることになります。そのため、介護保険利用料に利用者負担上限額があるという事になります。
また、利用者負担上限額は、所得によって決められています。そのため、高所得者であれば37200円となり、生活保護世帯となると15000円が上限となります。さらに、高額居宅支援サービス費は、医療費と合算して計算されるため、医療費が高額となった場合にも返金されることになります。
③高額居宅支援サービス費の除外項目
高額居宅支援サービス費は、介護利用料と医療費が合算して計算されますが、除外項目もあります。除外されるものとしては、デイサービスなどを利用した際の食事代、ショートステイを利用した際の個室料、在宅などでも利用するオムツなどになります。
そのため、介護で必要な経費となりますが、介護が必要ではない状態でも、日常生活を営む上で必要な物に関しては、高額介護支援サービス費は適用にならないことになります。詳細等がわからない場合には、ケアマネージャーや地域包括支援センターに問い合わせ、確認することも重要となります。
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