陰部の洗浄の必要性やポイント

おむつなどをしている人は、おむつ交換を実施しますが、おむつを替えるだけでは陰部は汚れたままですので濡れタオルなどで拭きます。しかし、それだけではきちんと汚れが落ちませんので、お湯などで陰部を洗浄する陰部洗浄をする場合があります。

陰部洗浄の必要性やポイントなどはどのようなものがあるのでしょうか？

①陰部洗浄は様々な効果がある

おむつをしたまま排尿をした場合は尿が常に皮膚に当たっている状態になります。おむつ交換をする際にしっかりと尿を皮膚から流すことによって皮膚を清潔にする効果があります。

なぜ尿が皮膚に長時間当たっているとダメかといいますと、皮膚は弱酸性であり、尿は酸性またはアルカリ性であるからです（尿のＰＨ値は食事内容や体の状態によって変わる）。

弱酸性の皮膚は負けてしまいます。そのため、尿をお湯などでしっかりと落とす必要があるのです。

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②快適に過ごすことができる

陰部洗浄をするのと、しないのとでは快適具合もずいぶんと違います。特に糖尿病などを発病している場合は、尿に糖分が多く含まれていますので尿によって皮膚がべたついたりしますので、不快な思いをすることになります。

③陰部洗浄をする際のポイント

陰部洗浄をする際のポイントとしては、お湯の温度です。冷たいと不快に思いますし、熱すぎてもやけどなどをする恐れがあります。

そのため、体温よりも若干高いぐらい、38度ぐらいの温度が一番汚れも落ちやすく快適です。また、陰部洗浄をする際は、ペットボトルなどを活用してお湯がぬるくならず、洗いやすいように工夫をしましょう。

陰部洗浄は皮膚を濡らしますので、陰部洗浄をした後は乾燥をしてあげることが大切です。濡れたままになってしまいますと皮膚が弱くなってしまう可能性があります、施設によってはドライヤーなどを活用して乾燥をしているところもあるほどです。しっかりと乾燥をすることによって皮膚も強くなることが期待されます。

お茶は陰部洗浄に効果的？

陰部洗浄をするのにお茶を使うと殺菌作用があると言われています。
お茶による陰部洗浄は様々な機関で研究されていますが、ある程度効果があるのではないかと言われています。
沖縄では昔からオバアー達がお茶による陰部や臀部の洗浄をおこなっていたと言い伝えられています。使うお茶は普通の緑茶で問題ないようですが、オバアー達は沖縄のシーミー茶というものを使用しているとのことです。
まだ正式な研究などで実証されているものではありませんが、お茶を使うとおむつかぶれなどの治りが早いのだそうです。

施設を効率よく探す方法は？

おむつ交換やトイレの介助など施設側の対応が気になるという方はご相談下さい。こちらから無料で相談可能です。
スタッフがどんな対応をしてくれるのか気になる場合には一度見学されることをおすすめします。実際に足を運ぶことで施設内の雰囲気や入居者の様子などを知ることができます。資料を見る以上に様々な情報を得ることができます。