高齢者がはまりやすい強迫性障害
記事公開日:2016/05/24、 最終更新日:2018/06/30
高齢者がはまりやすい強迫性障害
強迫性障害とは、必要以上に物事に対して心配をしてしまう、特定の行為をしてしまうような症状を言います。
例えば、外出時に自宅のカギをかけ忘れたと思って、何度も何度も確認をしてしまう(毎回、5回以上など)。極度の潔癖症も強迫性障害に当てはまります。
これは全世代に多く、若者から高齢者まで様々な年代で発病している病気です。
高齢者の場合は周りに気づく人が少ないですので、自分では知らない間に病気が発病し、日常生活に支障が出るぐらいにはまってしまうことがあります。
①日常生活に支障をきたすことがある
高齢者の場合は身体機能が若者に比べても低下している傾向にありますので、症状の進行によっては日常生活に支障をきたすことがあります。例えば、戸締りをしたのか確認を何度もするあまり、疲れてしまって外出ができない、掃除を行いすぎて、一日を掃除だけで終わらせてしまう日が何度もあるなどといったことがあります。
これでは通常の日常生活が困難であり、特に一人暮らしの高齢者の場合は誰にも気づかれないまま症状が悪化することがありますので、注意が必要です。
②家庭内の関係を崩す可能性もある
強迫性障害は家庭内の関係を壊してしまうことがあります。家族が必要以上に心配をしたり、こだわりを見せている高齢者に対して距離を置いてしまう、関わらなくなってしまうといったことがあります。
この状態になってしまいますと、一人で生活することになってしまいますので、症状の悪化が心配されます。
③認知症と間違えられることがある
強迫性障害はその症状から認知症と間違えられることがありますので、注意が必要です。何度も同じことを確認するので、記憶障害を疑って、認知症クリニックなどに受診をすると強迫性障害だということがよくあります。
また、認知症の初期症状でもこういった症状が出ることがありますので、どちらにしてもそういったことが良く見られる時は病院へ受診することをお勧めします。
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