動脈硬化に繋がる脂質異常症

動脈硬化に繋がる脂質異常症

脂質異常症とはその名の通り、体の中の脂質の量が通常よりも多い病気です。直接的な症状はありませんが、動脈硬化に繋がる可能性があります。

脂質異常症の原因と対策方法についてご紹介していきます。

①食事がほとんどの原因

脂質異常症になる原因は、生活習慣だと言われています。これは食事が偏ったり、運動不足が原因です。

食事に関しては、脂肪分の多い食事、野菜不足などが原因であり、外食の多い方などはなりやすい傾向にあります。

そのため、この病気に関しては高齢者も多いですが、若い世代にも増えてきているのが特徴だと言われています。

また、運動を全くしていないと脂質が体にたまりやすくなりますので、定期的に軽い運動をするなどをして予防をしましょう。

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②脂質異常症は遺伝が関係していることもある

脂質異常症には生活習慣が原因だと言われているもの、遺伝が原因だといわれているものもあります。

これを家族性コレステロールと呼ばれるものであり、その遺伝率は50パーセント以上だと言われています。

そのため、家族に脂質異常症の方がいれば、なりやすい傾向にありますので、通常よりも脂質異常症に注意して生活して過ごすようにしましょう。

③治療は病状によって違う

脂質異常症はコレステロールと中性脂肪が高いと起こります。人によっては片方が高い場合、両方とも高い場合があります。それによって対策方法も変わってきます。

コレステロールが高い場合は、食物繊維の摂取量を多くして排便を多く促すこと、コレステロールの摂取を控えること（油もの、卵など）が大切です。

中性脂肪の場合はアルコールを制限したり、糖質を制限するのが必要です。

また、両方とも高い場合はカロリー制限を行うことも有効です。自分で何を食べれば良いのかわからない場合は、医師に相談をしたり、栄養士に相談をしたりしましょう。

病院などでは栄養指導などを実施していますので、参加すると良いです。

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