住所地特例とは?わかりやすく解説!
記事公開日:2016/05/28、 最終更新日:2018/08/07
住所地特例とはどのようなシステムなのか?
住所地特例とは介護保険や国民健康保険、後期高齢者医療制度で使用されている制度です。
住所地特例を実際に使う場合も多いですので、知っておいて損はない情報です。
①市町村の負担を軽減する制度
介護保険などは市町村が主に財政を担っています。そのため、介護施設が多いところや、高齢者が多い地域では保険財政が違います。
特に介護施設が多い所に関しては、介護保険料が多く、市の負担も非常に多いのです。
介護施設が少ない市町村は負担が少なく、介護施設が多い市町村は負担が多い仕組みになってしまいます。負担を均等にするために、住所地特例というものがあります。
また、住所地特例が適用されるのは、自分が住んでいる住所以外の市町村の介護施設に入った場合になります。
②対象は施設入所に限られる、例外あり
住所地特例の対象となるのは基本的には施設入所の場合です。特別養護老人ホームや老人保健施設、有料老人ホームがその対象となります。また、近年の法改正によってサービス付き高齢者住宅も住所地特例に当てはまりましたので注意しましょう。
近年は施設が多い地域、少ない地域が分かれてきていますので、施設の多い地域では自然と高齢者が集まってしまいます。特にサービス付き高齢者住宅は非常に速い速度で増加してきていますので、早急の対策が必要でした。
③具体的な制度の内容
住所地特例の具体的な制度の内容としては、A市に住んでいた方が、介護施設に入居するにあたってB市の施設に入所した。通常であれば保険者はB市であるが、介護施設があるB市ではたくさんの高齢者が転居してきます。
そういった場合B市の保険料の負担がA市よりも多くなってしまいますので、B市に移った場合でも保険料はA市が負担するというものです。
これは様々なメリットがありますが、保険料の推移がある程度予想しやすいというものが挙げられます。転居で次々に高齢者が移動をしてしまいますと市町村としても保険料の予測が立てにくく、対策が遅れてしまう恐れがあるからです。
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