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手段的日常動作はADLよりも大切

記事公開日:2016/05/28、 最終更新日:2018/06/30


手段的日常動作はADLよりも大切

手段的日常動作はADLよりも大切

ADLという言葉を聞いたことがある人も多いかと思います。ADLは日常生活動作のことであり、日常生活の基本的な排せつ、食事、入浴などのことです。

それに似ているものでIADLというものがあります。IADLは手段的日常動作というものですが、ADLとどのような違いがあるのでしょうか?

①日常生活を営むために必要なIADL

手段的日常動作とは具体的には買い物、洗濯をする(洗いから干し、取り込みまで)、銀行に行くなどです。

これはADLと近い部分がありますが、頭を使って物事を判断して体を動かすという点や、社会的に必要な動作ということでみると大きく違います。

また、高齢者が自立した生活を送るためにはADLど同等に、IADLも非常に大切な動作になっています。

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②認知症があればIADLは低い

IADLは認知症が強ければ強いほど、できないことが多いです。これは脳の見当識という機能が低下しているからだと言われています。

脳の見当識というのは、物を判断したり、時間を判断したりするということです。見たことを認識する力です。認知症になってしまいますとこの能力が低下するといわれています。

例えば買い物をしても、お金を払わずにお店から出てしまう、洗い物をしても何度も同じ食器を洗ってしまう、調理をしても火にかけっぱなしにしてしまう、などの間違いが出てしまいます。

認知症の度合いにもよりますが、一般的に認知症になりますとIADLは極端に低くなるといわれています。

 

③ケアマネージャーがケアプランを作る際に活用する

ケアマネージャーは要介護者に対してケアプランを作成して、どんな介護保険のサービスが必要なのか検討していきますが、その場面でもIADLは非常に大切なものになります。

例えばADLがほぼ全て自立している場合では、訪問介護などのサービスは必要ないかと思いますが、IADLが低下しており本当は買い物などの支援が必要であった、実は掃除ができなくて掃除の支援が必要だったというような出来ない部分を把握するためにも必要となります。

施設を効率よく探す方法は?

ウチシルベでは入居者の要介護度はもちろん、ADLについても詳しく聞き取りをして条件に合った施設をご紹介しています。こちらから無料で相談可能です。
健康状態や必要な介護・看護ケアについてもなんでもお伝え下さい。親身になって相談にのるプロが一緒だから施設探しも安心です。

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