人工喉頭を使用している高齢者
記事公開日:2016/05/29、 最終更新日:2018/06/30
人工喉頭使用者は高齢者で多い
人工喉頭とは咽喉がんなどになって、喉頭を切除などをした方に対して行われる処置方法です。
喉頭が切除されると主に空気の出し入れが難しくなってしまい、特に発語が困難になってしまいます。比較的高齢者に多いものであり、介護施設などでは喉頭がんによって人工喉頭になっている人も多いです。
①笛式は安全であるが機能性は低い
人工喉頭には笛式の人工喉頭があります。これは喉頭部分に管状のあて皿を当てることによって空気を振動させて、それを声にします。
これは最もポピュラーな方法であり、導入もしやすいといえますが、発語に関してはあまり機能性は高くはありません。
声が漏れている印象があり、なかなか言葉が相手に伝わりにくく、機器を常に携帯しないといけないのが面倒というデメリットがあります。
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②電気人工喉頭は今後期待されている
電気人工喉頭は喉頭から出る振動を音に出して相手に伝えるという方法です。慣れには時間が必要ですが、機器によっては笛式よりも音がはっきりと聞こえやすく、相手に伝わりやすいです。
また、様々な改良が加えられていますので、今後はさらに聞き取りやすい機器が出てくることが期待されています。
デメリットとしては、値段が高いということです。保険が適用されないものがほとんどですので、高い場合は数十万円する場合があります。
③人工喉頭の方を介護する際の注意点
人工喉頭の方は喉が通常の方のように守られていませんので、感染症にかかりやすいです。感染症にかからないように、湿度や除菌などに注意して対応するようにしましょう。
また、コミュニケーションが取りにくい部分があるかと思いますが、これは慣れが必要です。発語する方にも慣れが必要ですが、聞き取るほうにも慣れが必要になりますので、最初の数か月は聞き取りにくいかもしれません。
また、笛式の場合は、機器をなくさないように注意が必要です。認知症などによって機器を忘れてしまったり、なくしてしまうことがありますので、紛失には十分注意しましょう。
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