身上監護は成年後見制度の重要部分
記事公開日:2016/05/30、 最終更新日:2019/02/13
身上監護は成年後見制度の重要部分
成年後見人制度は身寄りがない方に対して、本人に代わって専門家が財産の管理や、本人の生活を守る制度です。
成年後見人制度は大きく分けて2つです。「身上監護」と「財産管理」です。
①財産管理は財産の維持と処分
財産管理は収入がある人や、資産が比較的多い人に対して行われます。財産を管理するために、給与の受け取りを行ったり、不動産の管理や遺産相続の手続き、貸している建物や土地があればその管理も行います。
また、本人が亡くなった時の処分も決めておきます。
相続するのか、相続するならだれにするのか、寄付をするならその手続き、不動産があればその処分などを行います。
弁護士や行政書士がなることが多いです。
②社会福祉士が多い身上監護
身上監護はその方の生活を守るシステムです。本人が加齢などによって身体機能や認知機能が落ちたときに使います。
病院への支払いや老人ホームへの費用の支払いなどの小さな額の管理は行います。
これらを使用している人の大半は要介護状態の方であり、自分で自分のことができなくなった方が多いです。
介護保険サービスを使っているのであれば、その契約や支払いなどを行います。
家族の代わりという立ち位置です。
また、財産管理は弁護士や行政書士が行っているのに対して、介護関係が多いことから社会福祉士が担当しているケースが多いです。
③身上監護をしてもらうためには
身上監護が必要になった時には、自分では動けず理解ができない状況であることが多いですので、できるだけ早めに後見人の方を用意しておくと良いでしょう。
後見人を見つけるのには、まず役所に行くのが一番早く、確実です。地域には後見人が集まった団体もありますが、見つけにくいと思いますのでまず役所に行くようにしましょう。
また、手続きがかなり複雑になりますが、全て後見人の方が行ってくれますので安心して行うようにしましょう。
必要に応じて行うことも大切ですが、前もっての準備も大切になります。
施設を効率よく探す方法は?
認知症の方や介護を必要とされている方の入居先探しに対応可能です。こちらから無料で相談可能です。
介護保険や成年後見人等の制度のことでわからないことがあっても相談しながら希望の施設を探すことが可能です。介護施設をお探しの方は一度お気軽にご相談下さい。
人気記事
老人ホーム探しはおまかせください
お住まい相談員がピッタリの老人ホームをご提案
09:00~18:00
(年中無休)
老人ホーム探しは、わたしたちにおまかせください!
相談無料!
全国対応!
相談無料!
全国対応!