段差解消機を導入する際の注意点
記事公開日:2016/05/30、 最終更新日:2018/06/30
目次
段差解消機を導入する際の注意点
玄関口などの段差に対して、身体機能が低下したことによって昇り降りが難しくなった場合には、段差解消機がお勧めです。
段差解消機を導入する際の注意点とはどのようなものがあるのでしょうか。
①購入よりもレンタルがお勧め
介護保険を利用している場合は、購入するよりもレンタルがお勧めです。購入するのであれば、数十万円する段差解消機ですが、レンタルであれば月に高くても3000円ほどです。
設置も半日ほどでできますし、多くが工事不要のものですので気軽にレンタルすることができます。
また、レンタル用品ですのでいらなくなれば外すことができますし、日々のメンテナンスも細かくしてくれますので、もし導入するのであればレンタルにしておきましょう。
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②レンタルをする際に気を付けておきたいこと
介護保険があればレンタルできるとお伝えしましたが、基本的には要介護の方しかレンタルすることができません。要支援の方はレンタルができないので注意しておきましょう。
また、利用にあたってはその必要性がケアマネージャーに判断されない場合は、使用することができません。
段差解消機以外にも、スロープや段差解消棚などがありますのでそちらの方が適切と判断される場合もあります。
介護保険でレンタルする場合は、その単位数にも注意しましょう。これはケアマネージャーが管理してくれますので直接的には心配はいらないですが、平均して段差解消機は2500単位を使います。要介護1の方であれば月に17000単位使用できますので、1割以上段差解消機に取られ、他のサービスが使えなくなる恐れがあります。
③段差解消機を使うことによって起きるメリット
段差解消機を使うと外に気軽に出られるようになった、玄関などでの転倒が劇的に少なくなったということが挙げられます。家に閉じこもりがちの方などは積極的に利用した方が良いかもしれません。
また、段差解消機は非常に安全性が確保されたものですので、高齢者が一人でも操作できるように作られています。
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