脊髄小脳変性症は運動機能の低下に注意する
記事公開日:2016/05/31、 最終更新日:2018/06/30
脊髄小脳変性症は運動機能の低下に注意する
脊髄小脳変性症は脳の一部が変化することによって起きる病気であり、高齢者にも多く発症している人がいます。
脊髄小脳変性症の方に対してはどのような介護を行えばよいのでしょうか。
①転倒に注意する
脊髄小脳変性症の方の場合は運動障害がありますので、転倒に注意しなくてはなりません。特に歩き出し、立ち上がり時など、動作をこれから行おうという時には注意が必要です。バランスが崩れてしまって転倒の危険性が非常に高いです。
初期の場合は手すりなどを掴んで対応することができますが、中期になってきますと手すりに摑まることすら難しくなってしまいますので、補助具が必要になります。
杖などを使用する場合は四点杖がおすすめであり、転倒を繰り返してしまう場合は歩行器などを使用すると良いでしょう。
②言葉が発しにくくなる
この症状が本人にとって一番の負担になるといわれています。言葉がきちんと発することができない、言葉と言葉の間が詰まってしまって、ろれつが回らなくなるといった
症状が出てしまいます。
言葉が上手く伝わらないので、最初の内はイライラしてしまい、最後には話さなくなってしまうということもありますので注意しましょう。
筆談でも良いと思う方もいるかと思いますが、この病気は振戦(手の震え)などがみられますので、筆談もすることが難しくなってしまいます。
③排せつ面でも支援が必要
介護者が困る部分としては排せつがきちんとできなくなるということです。特に残尿感がある、尿がなかなか出てこない、何度も何度もトイレに行きたくなる、失禁をしてしまうというのが排せつでの症状です。
一人でトイレに行ける場合ですと良いのですが、一人でトイレに行けない、介助が必要な場合は介護者は何度も付き添うことになってしまいます。そのため、排せつ障害がある場合は家族が困ってしまうのです。
症状は人それぞれですが、基本的な症状としてはこういったものがあります。
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