尊厳死と終末期の問題
記事公開日:2016/05/31、 最終更新日:2018/06/30
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尊厳死と終末期の問題
尊厳死は人間の尊厳を保ちつつ、死を迎えることです。これは近年非常に問題になっている部分であり、尊厳死を支持する方、尊厳死を否定する方それぞれ意見が分かれている部分です。
また、高齢者にとって尊厳死とは非常に重要な部分であり、特に終末期では様々な部分で問題になっています。
①延命の拒否をしてその人らしい最期を送ってもらう
高齢者が亡くなる前は、様々な状態であり、人によっては急に亡くなったり、病院などに入院をして意識なく、チューブに体を通しながら亡くなっていく方もいます。
尊厳死は後者の亡くなり方を否定しています。
人工呼吸器などで強制的に延命するということを否定してその人らしい生活を支援していくのです。
②ホスピスケアでは尊厳死が主流
ホスピスは終末期の方を中心に対応し、その人らしく生活ができるように建てられた施設です。
もちろん医療は行いますが、あくまでも延命ではなく、現在の痛みを取ったりしながら一日一日の生活の質を上げていくのです。
例えば、がん治療などでは抗がん剤や放射線治療などが主流ですが、これらはがんを撃退するだけではなく、体の良い部分も削り取ってしまう傾向があります。
もちろん痛みも強く、痛みなどによってQOL(生活の質)などは急激に落ちるといわれています。
ホスピスでは積極的にがん治療を行わずに、症状に対しての対処を行います。痛いのであれば痛み止めを行うといった感じです。
③本人や家族の意思表示が大切
医師や看護師は病気を治す専門家ですので、悪い所があれば治しますし、できるだけ死に近づかないようにするのが仕事です。そのため、目の前に病気の方がいれば治療を行うのは当然のことなのです。延命治療も行います。
また、高齢者になって終末期になれば自分で意思表示ができない場合が多く、医療従事者の判断に任せて延命治療をしてしまいます。
尊厳死を望む場合は、意識があるうちの意思表示が大切になります。これは尊厳死法を定める団体でも支持されています。
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