寝たきりの高齢者では多臓器不全になる可能性が高い
記事公開日:2016/06/01、 最終更新日:2018/06/30
目次
寝たきりの高齢者では多臓器不全になる可能性が高い
多臓器不全とは2種類以上の臓器が異常を起こしてしまい、それが不全(働かなくなる)病気です。多臓器不全は死に至る病気ですが、どのようなことが原因で起きてしまう病気なのでしょうか?
また、多臓器不全は寝たきりの高齢者に多いとされていますが、なぜ寝たきりの方に多いのでしょうか?
①多臓器不全が起きる原因
多臓器不全になる原因として主に2つの原因があります。
1つは手術中に良く起きる大量出血による多臓器不全です。人間の体の臓器は全て血液で動いていますので、臓器に血液が送られなくなりますと機能不全を起こしてしまいます。また、出血が多いと末端にまで血液が送られなくなりますので、壊死が始まることがあります。
2つめの原因としては感染症による多臓器不全です。
まず体は通常感染源が入ってきても抵抗をします。その抵抗が炎症やアレルギーとなって発症しますが、感染が非常に強くなってしまいますと、多臓器が抵抗反応を見せてしまい非常に危険な状態になります。
特に高齢者の場合は感染の反応が重篤に出てしまう可能性がありますので注意しましょう。
また、多くの多臓器不全が感染症が原因だといわれています。
②多臓器不全を治療するためには
多臓器不全を注意するためには、異常が出た個所に対して治療を行うことが最善の策となります。
呼吸不全…なんらかの原因によって呼吸機能が低下した場合には人工呼吸器などを装着します。
腎不全…人工透析を行います。
肝不全…血漿交換を行います。
心不全…ペースメーカー、循環作動薬や補助循環装置を使用します。
その他、高血糖や低栄養では食事療法や服薬調整などを実施します。
③寝たきりの高齢者は多臓器不全に注意
寝たきりの高齢者の場合は、血液循環が非常に悪くなり様々な臓器に悪影響を与えてしまいます。
そのため、時々起こすようにする、体位交換をしっかりと行うなどの対策を取りましょう。
寝たきりの方受け入れ可能な施設を効率よく探す方法は?
寝たきりの方となると要介護4や要介護5などになってきて必要な介護ケアや医療行為も増えてきます。受け入れ可能な介護施設があるかどうかはこちらから無料で相談可能です。
寝たきりで運動量が少なくなると体力や筋力が低下してどんどん体が弱っていきます。適切なリハビリやマッサージ、ケアなどを行って寝たきりの方でも元気を回復できるような介護施設や終の棲家となるような入居先をご紹介可能です。
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