同居介護は危険が多い
記事公開日:2016/06/02、 最終更新日:2018/06/30
同居介護は危険が多い
親の介護をするために子供が同居したなどという話は、親思いの子供で非常に良い話だと思いますが、実際危険が多いのも事実です。同居した場合にはどのようなリスクがあるのでしょうか。
①介護をしにきているという意識が危険
親の介護のために、わざわざ引っ越しをして、人によっては仕事を辞めてきて介護をする場合があります。
このように介護をするために失ったものが多い人ほど、危険が多いのです。
こういった人は完璧を目指してしまう傾向がありますので、介護をする側もされる側も肉体的にも、精神的にも疲労がたまってしまうのです。
もし親の介護をするために同居しようと考えている人は、まずは完全に住まいを移す前に、介護をできないのか検討してみることが大切です。
今は介護サービスが充実していますので、必ずしも同居が必要だといえません。
②介護サービスを使わない場合もある
介護をしにきているのだから、介護サービスを使うのは甘えていると考えて介護サービスを使わない場合があります。介護サービスを使わずに在宅で介護をするということは、負担が大きいですので虐待にもつながりかねません。
こういった自宅には外からケアマネージャーや地域の見守り推進員などが働きかけて介護サービスを検討してもらう必要があります。
③上手く介護を続けてもらうためには
介護をするために同居を決意する人であれば、根は非常に優しい人だと思います。しかし、同居介護は虐待につながるケースが非常に多く、最悪の場合心中してしまう可能性もあります。
そうならないようにするためには、家族のケアも必要になります。
介護従事者からの視点で見てしまいますと、どうしても高齢者が主体になりがちですが、家族(介護者)のケアも非常に大切になります。
もしケアマネージャーやヘルパーがいるのであれば、家族を休ませてあげる時間を作ってあげるケアも必要になってきますので、決して無理をしてもらわないように気をつけましょう。
▼介護と仕事の両立についてはこちらの記事もどうぞ▼
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