バイスティクの7原則は対人援助に必要
記事公開日:2016/06/03、 最終更新日:2018/06/30
バイスティクの7原則は対人援助に必要
バイスティックの7原則とはアメリカで社会福祉学者として活躍していた、バイスティックさんが提唱した対人援助の原則です。
福祉業界で働いている人であれば一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。バイスティックの7原則とは具体的にどのようなものなのでしょうか?
①バイスティックの7原則
1、個別化の原則
対人援助をするためには、まずその人を個別でみることが大切になります。良くある、「高齢者だから」「子どもだから」と見るのでなく、その人を一人の人としてとらえることが大切です。
価値観や環境などをしっかりと把握して、偏見などにとらわれないようにしましょう。
2、意図的な感情表現の原則
相手が何かを表現する際には、その表現が自由にできるように環境を整えたり、援助者が工夫することが大切です。
例えば、質問などを行う時には「〇〇に困っていますね」という声掛けよりも、「何に困っているのですか?」などと質問した方が相手の感情が出やすいとされています。
3、統制された情緒関与の原則
支援する人が困っている人に対して気持ちが移ることは良くあることですが、これでは冷静な判断ができませんので、あくまでも客観的に捉える、自分の情緒を抑えるといったことが適切なケアには必要です。
共感することは大切ですが、それに流されないようにするということです。
>関連:なぜウチシルベは無料で老人ホームを探してくれるの?
4、受容の原則
悩みを聞くためには、まず話を受け止める、受け入れることが大切です。頭ごなしに、否定をしたりすると困っている方の情報を全て聞き出すことができませんので、注意しておきましょう。まずは現実をそのまま受け入れましょう。
5、非審判的態度
これは支援者自身が審判(善悪)を判断しないということです。これをしてしまうと困っている方が自分で判断できなくなり、最終的に解決にはつながらない、また困ってしまうということに繋がりかねませんので注意しておきましょう。
6、自己決定の原則
何事も自分で決定するというものです。
7、秘密保持の原則
秘密を保持するということは信頼関係を築いていくためには必要なことです。
施設を効率よく探す方法は?
コミュニケーションは介護施設においても非常に重要な役割を果たしています。コミュニケーションが活発で明るい老人ホームに入りたいという方はこちらからご相談下さい。こちらから無料で相談可能です。
談話室などの共用スペースが多い施設やレクリエーションが活発な施設など、プロならではの様々な視点で最適な施設をご紹介しています。迷ったら今すぐご相談下さい。
人気記事
老人ホーム探しはおまかせください
お住まい相談員がピッタリの老人ホームをご提案
09:00~18:00
(年中無休)
老人ホーム探しは、わたしたちにおまかせください!
相談無料!
全国対応!
相談無料!
全国対応!