高齢者の歩行訓練は歩くだけではない
記事公開日:2016/06/04、 最終更新日:2018/06/30
高齢者の歩行訓練は歩くだけではない
高齢者は徐々に足が弱くなっていく人が多いですので、日々歩行訓練をすることを勧められています。また、現在歩きにくくなっている方、車いすから歩行を目指している方もいます。
そういった方々に対して、歩行訓練を行うことは大切なことですが、きちんと段階を踏んでから歩行訓練をすることによって非常に効果的なものになります。歩くだけではない歩行訓練とはどのようなものなのでしょうか。
足が上がる訓練
歩く行為は足を浮かせて前に出すという行為の連続です。そのため、しっかりと足を上にあげることが大切になります。体の筋肉でいえば大殿筋という太ももの筋肉を鍛えることが上手に歩くポイントになります。
歩ける人であれば足をできるだけ高く上げて歩く歩行訓練、車いすや歩きにくい人であれば、座った状態で太ももを挙げるだけでも非常に効果的な運動になります。
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股関節を広げる訓練
股関節が狭くなってしまいますと、どうしても歩幅が狭くなってしまって歩きにくくなり、バランスもどうしても悪くなりがちです。そのため、できるだけ股関節を広げるような訓練が必要になってきます。
股関節を広げるためには、足を開いたり閉じたりすることが効果的なものになりますが、あまり自分で進んでできるものではありません。理学療法士や作業療法士などがマッサージをして股関節を広げることもできますので、介護保険を使っている高齢者であれば訪問リハビリなどもおすすめであるといえます。
腹筋と背筋を鍛える
歩行が困難になっている人の特徴としては、上体が前に曲がっていることが挙げられます。上体が前に曲がってしまう、もしくは状態が後ろに下がってしまっている(腰が前に出ている)場合は、歩きにくくなってしまいますので、背筋や腹筋を鍛えることが大切になります。
これらの運動は寝たままでもできる運動ですので、歩く訓練をする前にしっかりと歩くための筋肉や関節を鍛えていくことが必要になってきます。
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