介護で体を壊さない為にはボディメカニクスが大切
記事公開日:2016/06/07、 最終更新日:2019/02/06
介護で体を壊さない為にはボディメカニクスが大切
介護職は非常に重労働の仕事ですので、腰痛などで体を壊してしまうヘルニアになってしまうということがあります。そうならないためには、きちんと体に負担のかからないような体の使い方を知っておく必要があります。体に負担のかからない動作というのをボディメカニクスといいます。
・重心を低くする
体のバランスをうまくとるためには、体の重心を低くすることが大切になります。例えば立っている場合は重心が腰にあり、足が体全体を支える支持基底面になります。立っている際は足は体の幅ほどしか開いていませんので、支持基底面は足の幅になります。
ポイントとしては重心を下げて、支持基底面を広げるということです。
これをするには非常に簡単です。立った状態で足を広げて、膝を曲げるだけです。
これで重心が下がって、足が広がったので支持基底面が広がり安定します。
介助をする時はできるだけこれを意識するだけで随分違ってきます。特におむつ交換のときなど腰に負担がかかるときはこの姿勢を意識して行いましょう。
・てこの原理を使う
腰に負担がかかりやすい作業としては、起こす介助があります。ベッドからの起き上がりを支援するときは介護者は非常に腰に負担がかかってしまうのです。そのためてこの原理をうまく使うことによって力を入れずに起き上がることができます。
まず、起き上がる際に膝を曲げてもらって、腰を支点にします。
腰を支点にして足を下ろす、上体を起こすという方法をすればすっと起き上がることができます。ボディメカニクスのポイントとしては、その際に体と体をできるだけ密接させてあげることが大切になります。
・膝の屈伸を利用する
体を持ち上げるときなどはどうしても上半身で動かしてしまいがちですが、そういったことは体に負担をかけしまいます。
持ち上げる動作などを行う際には、上半身を使うのではなく膝の屈伸を使って持ち上げるようにすると体への負担は少なくなります。
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