老人福祉計画はなんのためにある?
記事公開日:2016/06/08、 最終更新日:2018/08/08
老人福祉計画は地域のために行われる
高齢者が生き生きと元気に暮らすために作られる老人福祉計画。これは各自治体ごとに異なります。老人福祉計画の詳細についてわかりやすく説明していきます。
高齢者福祉の計画を定める
老人福祉計画は都道府県が定めることになります。そのため、東京であれば東京都が作成するようなイメージです。
老人福祉計画では高齢者の数を予測して、その中から要介護状態になる人の数を予測、それに見合った介護施設などのサービス事業所の必要数を定めるということをしています。
重要なのは高齢者施設の数であり、特別養護老人ホームや有料老人ホームは都道府県が管轄しているので、高齢者の数に見合った施設の数を定めていきます。
少なすぎてもいけませんし、多すぎてもいけません。
都道府県独自サービスを設定する
都道府県によって地域住民のニーズなどが違いますので、ニーズに基づいて作成するのが一般的になっています。
例えば、町が少ない地域では施設を作ってもなかなか入所まで踏み切れない人が多く(自宅から施設まで非常に遠いなどの理由のため)、また、高齢者と子が同居している世帯が多い地域であれば、最期まで自宅で見る人が多くなりますので、施設を作っても入所する人が少ない場合があります。
そんな都道府県であれば高齢者の人口が多くても、施設をたくさん作る必要はありませんので、施設サービスよりも在宅サービスを充実させる傾向にあります。
老人福祉計画は都道府県の実情によって異なるのです。
介護保険事業計画と老人保健福祉計画の間に位置付けられる
介護保険事業計画の管轄は国が行っています。介護サービスの点数を決めたり、システム自体を決めていきます。
老人保健福祉計画は市町村が管轄を行います。市町村という小さな単位ですので、非常に細かく独自サービスを定めることができます。
老人福祉計画は介護保険事業計画を参考にして作成されて、老人保健福祉計画は老人福祉計画を参考に作成されます。
国と市町村の間に存在するのが、老人福祉計画なのです。
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