AIマンションって?
記事公開日:2018/03/06、 最終更新日:2018/06/30
AIマンションとは
AIマンションとはマンション内にAI(人工知能)を搭載し、声で指示することで照明をつけたりブラインドをあげるなど、従来は人が行なってきたことを自動で行なってくれるマンションのことを言います。
人工知能は与えられた指示やマンション内に配置されたカメラ、センサーから居住者の行動を把握し、照明の明るさからエアコンの調整にいたるまで自動で行なうことができるようになります。AIマンションの背景にはAI技術とあらゆる機器がインターネットとつながるIoT(Internet of Things )という技術の進歩が関係しており、ネットにつながった機器をAIが管理することで自動化を可能にしています。
AIマンションで人の行動の8割が自動化できる
電気をつける、カーテンをしめる、戸締りをするなど人が家で行なう行動は約90種類と言われています。そのうちAIで管理できるのは80種類と言われ、ほとんどのことが自動化可能です。
室内にはAIと対話するためのスピーカー、行動を把握するためのカメラやセンサーが付いており、テレビの音量やエアコンの設定温度、炊飯器の電源を入れる時間など細かくデータが蓄積されます。AIは蓄積されたデータから学習し、入居者の生活に合わせた調整を行なってくれます。
横浜でAIマンション公開
AIマンションはすでに実用化が進んでおり、2017年11月には横浜でAIが搭載されたマンションが公開されました。全室にアマゾン社のAIスピーカー「エコー・プラス」が内蔵されており、「電気をつけて」「テレビの音を大きくして」など声であらゆる機器を操作することが出来ます。AIは多くの家電に対応することができ、リモコンがついているタイプの家電であれば自動操作が可能です。他にも電気料金を知らせてくれる機能や、スマホアプリから入居者の安否を確認できる機能などが搭載されています。
高齢者の暮らしをサポートするAIマンション
AIマンションは超高齢化社会を支える救世主として期待されています。声で指示するだけで多くのことを行ってくれるため、体が不自由な高齢者でも在宅生活が出来る可能性が高くなります。介護者にとってもメリットがあり、多くのことを自動化することで介護負担を軽減することが出来ます。室内にあるセンサーを利用すれば高齢者の見守りが可能であり、認知症高齢者の徘徊の監視や入浴事故の発見、1人暮らししている高齢者の安否確認などが可能となります。
日本では介護者の不足が大きな社会問題となっています。AI技術の進歩が問題解決に役立つことに期待します。
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