女優の朝丘雪路さんがアルツハイマー型認知症により死去
記事公開日:2018/05/23、 最終更新日:2018/06/30
女優の朝丘雪路さんが先月4月27日に82歳で亡くなりました。ニュースなどの報道では「死因はアルツハイマー型認知症」と報道されていたので違和感を覚えた方もいるかもしれません。
アルツハイマー型認知症というと一般的には物忘れがどんどん進行して記憶力が低下し、時間がわからなくなったり、日常に必要なことも自分でできなくなってしまう病気としてよく知られています。
しかし、今回の朝丘雪路さんのニュースで話題になった通り、実は進行すると死に至ることもある病なのです。
アルツハイマー型認知症は脳に「アミロイドβ」、「タウ」というタンパク質が異常にたまり、それによって神経ネットワークが破壊されることによって発症します。脳の破壊が進んでいくので伴って様々な弊害が発生します。前述した物忘れもその代表ですが、さらには内蔵を動かすことも息をすることも脳の低下とともに機能しなくなっていってしまうのだそうです。朝丘雪路さんの場合にも当てはまるのではないかと考えられています。
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朝丘雪路さんは元宝塚歌劇団の娘役として芸能キャリアをスタートさせました。日本画家の父を持ち、夫は俳優の津川雅彦さんです。
津川雅彦さん自身も昨年肺炎を患っており、先日の会見では鼻に酸素吸入チューブをつけた状態で姿を現しました。
会見によると朝丘さんは4~5年前にアルツハイマー型認知症を発症し、それまでは別居していたのを自宅での介護に切り替えて家族での時間を増やすようになったそうです。
合コンが大好きなことでも知られる津川雅彦さんですが、そんな夫に対しても朝丘雪路さんは怒ったりすることもなく、むしろ「もっと遊びなさいよ」と言っていたそうです。そしてそんな妻に対して「僕より先に死んでくれた」と深い愛情の気持ちを述べていました。
筋金入りのお嬢様として浮世離れした発言でも知られている朝丘雪路さんでしたが、夫の浮気にも介護にも悩まされることもありませんでした。最期はほんとうに安らかな様子だったそうです。
テレビや映画での朝丘雪路のイメージそのままに、女優として最期まで生き抜いたと言えるかもしれませんね。
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