遺言書が必要な理由!作成方法は?
記事公開日:2018/11/16、 最終更新日:2018/10/03
巷では終活に関する話題があふれていますね。芸能人が終活に関して発言していたり、終活関連の本が売れていたりと、一種のブームになっています。
終活のことを考える時には、まずはお墓やエンディングノート、遺言書のことなどを考える人が多いのではないでしょうか。今回は、その中で遺言書のことを考えてみましょう。
遺言書は自分の死後に相続のことで家族がもめないためにも大事な役割をもちますので、書き方も知っておいてくださいね。
遺言書が必要な理由
テレビのワイドショーなどでも遺産相続で争いが起きている場面を取り上げることが多くあります。お金を見ると人が変わったようになる人もいますから、「自分の家は大丈夫だろう」と高を括っているとひどい事態になることも。
そんな時に、遺言書があれば相続の方法を指定できますから、余計な争いを防ぐことにもつながります。自分の死後にも家族・親族が穏やかに暮らしていくためにしっかりと準備しておきたいところです。
エンディングノートとの使い分け
最近では遺言書以外にもエンディングノートについて聞くことも多くなりました。遺言書とエンディングノートの違いはなんでしょうか。
遺言書は法的な効力がありますが、エンディングノートには法的拘束力はありません。そのため、相続などについては遺言書、お葬式やお墓などについてはエンディングノートに記しておくのが望ましいでしょう。
相続についてエンディングノートに書いても法的効力がないので要注意です。
遺言書の書き方
遺言書には3つの種類があります。「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘密証書遺言」があり、この中で「自筆証書遺言」は自分で作成することができます。
自筆証書遺言が成立するためにはいくつか条件があります。作成日が書かれていること、そして署名と捺印があることなどがその条件です。
また、自筆で書くことも条件となっておりパソコンなどで書いたものや代筆では効力がありません。書き方を間違えてしまうと無効となってしまうこともありますので、遺言書の作り方には気をつけましょう。
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