意外に多い高齢者のぜんそく
記事公開日:2018/11/20、 最終更新日:2018/10/03
子どもの病気だと思われがちなぜんそく。子どもの時にはひどいぜんそくだったけれども、大人になってから改善したという人も多いですね。
実はその逆で大人になってからぜんそくを発症する人も多いです。特に高齢者は体力的に弱っていることもあり、ぜんそくで死亡する人も多くいます。
意外に多いけれどもあまり知られていない高齢者のぜんそく。どのような原因で発症するのでしょうか。また、必要な対応も考えてみましょう。
成人後に発症する人も多い
子どもの時はぜんそくではなかったのに、大人になってから発症する人も多いです。その多くは成人してからの発症で、様々な要因が重なり合って発症する場合が多いとされています。
ハウスダストや室内で動物を飼っていることが原因となり、アレルゲンを吸い込んで発症する成人もいますが、大人になってからの発症の場合にはアレルゲンによる発症は割合として少ないです。
他の要因、具体的にはたばこの煙、風邪などによる呼吸器の炎症、ストレス、大気汚染など、アレルゲンとは関係のない要因で気道の炎症が起こり、狭窄した状態が続くことでぜんそくの症状が出てくると考えられています。
複合的な要素が原因になっているので予防が難しい側面もありますね。
ぜんそくで死亡する高齢者が多い
ぜんそくにおける死亡者の多くが高齢者です。体力が弱まっているのでぜんそくがきっかけで死亡してしまう割合が増えるのです。また、薬が上手に使えないためぜんそくの発作をコントロールできない人が多いことも、症状が重篤化しがちな要因の1つになっています。
吸入ストロイド薬が効果的
ぜんそくの治療においては吸入ステロイド薬が有効です。この薬が使われるようになってからぜんそくの死亡者数は減っています。
しかし、高齢者においては吸入ステロイド薬をうまく使いこなせないケースもあるので、ご家族が使い方を教えてあげることや、医師に相談することが大切になります。
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